オーナーのこだわりが随所に感じられる、大人の女性に身につけてほしいエレガントなアイテムが揃うショップ。センセイシャのソープも品揃え豊富です。
こんにちは、バリ島ナビです。雑貨天国のバリ島、東西南北どこへ行こうとも雑貨のお店が軒を並べています。扱われているものは若干の地域性が感じられるものもありますが、昨今どこへ行こうと見たことがあるようなものばかりが並んでいるような…。かと言って、どこにでもあると思っていると、なかなか欲しいものに出会わなかったりすることもあるんですよね。予め欲しいものが決まっていて買い物に出かけると、同じ素材を使っていても、好きなデザインとそうじゃないデザインのもの、この違いが結構大きい!そして自分好みのものが見つかったお店は、他のアイテムを見ても、やっぱり好みのものが多いもの。新しいお店を開拓しつつも、結局いつも同じお店で買ってしまうことが多いナビ。今日は今年2009年6月にオープンしたばかりのナビのお気に入りのショップ、「スカール・クニン」をご紹介します!
ウブド王宮からラヤ・ウブド通りを東へ進んでいくと、左手に位置する「スカール・クニン」。手前にはインターネット・カフェの「バリ3000」があり、正面にはMSGを使わないワルンの「イゲランチャ」、そしてその先のジェンバワン通りには郵便局や在住欧米人御用達の「バリ・ブッダ」がある、在住者や欧米人旅行者がよくやって来るエリア。ウブドでショッピングをする場合はモンキー・フォレスト通りとハノマン通りをぐる~っと周るというのが王道ですが、このエリアまではまだ楽に歩いてくることができます。前面道路から少し奥に入った建物は道路からは見つけにくいですが、お店の前までやってくれば、きっと気づくはず!ガラス越しにディスプレイされた商品とお店の中の様子が周りのショップとは明らかに違って、オーラを放っているような気がするんです。
洗い出しのフロアと白を基調にスッキリとまとめられた店内に足を踏み入れると、まずはディスプレイの美しさに目が奪われてしまいます。これってポイントですよねぇ~。だいたい裸電球がぶら下げられているだけなのにこんなにオシャレだなんて、一体どういうこと!?ナビが真似てやってみても、間違いなく貧乏チックになってしまうハズ…。壁にディスプレイされたジュプンのプレート、天然木のベンチ・チェアに並べられた革製サンダル、アタのボックスを使ってアクセントがつけられた小物たち。商品そのものも魅力的なのですが、一つ一つが全部主役!というくらいに引き立っていて、いつもお目当て以外にもいろいろ買いたくなってしまうナビ。
それもそのはず、「スカール・クニン」のアイテムは日本で30年も雑貨にたずさわっていらっしゃったデザイナーさんがプロデュースされているということ。ほら!やっぱり!!と思わず叫んでしまいたくなるほど納得。日本の大手雑貨問屋で商品の企画・開発を担当されていたデザイナーさんは、新商品のデザインを一任され、いろいろなジャンルのものを手がけられたそうで、バリ島旅行をきっかけに、バリ雑貨の買い付けもされていたということ。
「お店には自分の好きなものだけを置いている」「流行は気にしない」「何でも自分流に作ってみたくなる」とおっしゃるデザイナーさん。バリの街で出会った素材や、ふと立ち寄った雑貨屋さんの商品を見ると創作意欲が沸き上がり、「これで何を作ろうか」「これはもっとこうした方が面白い」と発見の連続なのだそうです。「物を作っている時が一番楽しい」とおっしゃるデザイナーさんの「作品」が並ぶ「スカール・クニン」には、いつも同じものが並ぶわけではありません。きれいなヘビ皮と巡り合った時には、その皮を買い占めて大きさに合わせてバッグやリストバンドなど様々な物を作り、また面白いモチーフを見つけると、既成のバッグをバラして組み込んだりと、その時々のデザイナーさんの感性で作りあげられているのです。確かに、バリの雑貨としてよく使われる一般的な素材を使っているものでも、他では見ないデザインのものだったり、街で見かけるものが、素敵な雑貨に変身していたりと、見慣れている気がするのに、すごく新鮮さが感じられるんです。
そんな「スカール・クニン」、オリジナル商品以外も、もちろんデザイナーさんがこだわって選んだアイテムだけがたくさん並んでいます。
パイソンと天然石のサンダル 32万8000ルピア
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カメリア・レザー 23万8000ルピア
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カリマンタン・バッグ 18万5000ルピア
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車の幌を使ったバッグと帽子いろいろ
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パンダンのセカンド・バッグ 19万8000ルピア
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パイソン・ショルダー・バッグ 150万ルピア
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そして「スカール・クニン」のもう一つのこだわりが「センセイシャ」のプロダクツ。バリ島東部カランガッセムの工房で一つ一つ手作りで作られる石鹸はバリ島内の5スター・ホテルやスパでも使われていて、その品質の良さはバリ島リピーターのみならず、世界中で認められているブランド。バリのナチュラル・ソープを片っ端から試したオーナーが行きついたのも、この「センセイシャ」のプロダクツ。南部ではセンセイシャのプロダクツを扱うお店はあまりなく、短い滞在期間ではなかなか工房まで行くことのできない人に是非使ってもらいたい!という思いから、石鹸だけではなくボディ・オイルやシア・バター、虫よけクリームなど、いろいろな商品が「スカール・クニン」でも購入することができるのです。
こだわりのたっぷりと詰まった「スカール・クニン」。「大人の女性」をターゲットに、セクシーでエレガントなアイテムをこれからもどんどん作っていきたいとおっしゃるデザイナーさん。ウブドにいらっしゃる際には「スカール・クニン」で少し大人なアイテムをゲットしてみてはいかがでしょうか。以上、バリ島ナビでした。