信と朋、夫婦で行くバリ島旅行 ~2012年~

私にとって初のバリ島、嫁は久しぶりながら5度目のバリ旅行です。

今回、私がバリバリの初心者(笑)ということもあって、一番の繁華街であるクタのど真ん中に位置する、ラマヤナホテルに滞在してきました。
それでは、B級グルメ・B級ショッピング旅の始まりで~す。

1日目 3月7日(水)

関空発11:00のガルーダインドネシア航空で、一路バリ島デンバサールへ!!
の予定のはずだったのですが‥‥。
~事件その①~
機体が離陸のために滑走路方面に向かい始めて10分ぐらい経った時のこと、「当飛行機に整備が必要な箇所が見つかりました‥。」とのアナウンス‥‥(驚)。その後、全員が一旦搭乗口から再入国?して、結局離陸したのは3時間半遅れの14:30。そのため、お昼ご飯は1人1,500円のクーポンが配付され、それぞれ空港内の好きなお店で食べたのが1食目。そして離陸後すぐに機内食が出て2食目のお昼ご飯となったのでした。
~事件その②~
バリ島デンバサールの上空にさしかかり、まさに着陸しようと下降し始めていた時、急にジェット音が強くなって上昇。すると、「天候不良のためしばらく旋回します。」とのアナウンスが‥‥(恐)。予定飛行時間6時間55分と聞いていたのですが、結局8時間と大幅に遅れる中なんとか無事に着陸することに。おまけに外は激しい雨‥‥(蒸)。

唯一ガルーダインドネシア航空のよかったところは、機内で入国審査が受けられること。だから、到着後はそのまま外に出られるのです(楽)。空港でのレートは、1万円=110万ルピア。1万ルピアがだいたい100円という計算です。

ラマヤナホテル入口

ラマヤナホテル入口

ホテルはクタの超便利な位置にあるラマヤナホテル
ホテルに着いたのが現地時間10時半(日本時間11時半)。日本を出発する時に、「向こうに着いたら何処かで外食しよう。」と話していた私たち。1日目のディナーは、隣のコンビニでビールを買ってきて、ホテルのルームサービスをとって食べたのでした。オーダーしたのはアヤムゴレン(鶏のから揚げ)、88,000ルピア+20%也
ルームサービスも充実

ルームサービスも充実

信と朋、夫婦で行くバリ島旅行 ~2012年~
大変な1日目でした‥‥ スラマッティドゥル(おやすみなさい)。

2日目 3月8日(木)

路面側からの入口

路面側からの入口

ホテル1Fの開放的な南国のレストラン“ ガバ ”でビュッフェの朝食
ホテル内側からの入口

ホテル内側からの入口

信と朋、夫婦で行くバリ島旅行 ~2012年~

この旅行で唯一の観光地めぐりの日
日本で予約していたコース、プサキ寺院~キンタマーニ高原~ティルタエンプル寺院~トゥガララン・ライステラス~ウブド~タナロット寺院・ケチャックダンス観賞 という内容で、車は2人だけの貸切です。

バリヒンドゥー教の総本山 プサキ寺院の観光へ
車は、まずサヌールを通り、ギャニアールのとある銀製品加工所見学からスタート。買うつもりはなかったのですが、気に入ったブレスレットがあり即決で購入。そこから、プサキ寺院に向い、寺院内をガイドのウェルタさん(男)の案内で見学して回る。
割れ門”と呼ばれる門をバックに記念写真

※どこの寺院でも、見学する時には下半身
にサロン(腰布)を巻きます
信と朋、夫婦で行くバリ島旅行 ~2012年~ 眺めはよかったが雨季で曇り空

眺めはよかったが雨季で曇り空


「 キンタマー に~さ~ん!! 」

「 キンタマー に~さ~ん!! 」

高原の風にふかれて優雅にランチを堪能
プサキ寺院見学のあと、何とも言えない響きの地名、キンタマーニへ向かい、グランド・ブチャック・サリというレストランでビュッフェの昼食(代金はツアーに含まれ不詳)。味もなかなかGoodな上に、テラスからの絶景は、それはそれはもう人を穏やかにさせる雄大さがあり、何故か思わず“さん”づけで「キンタマーに~さ~ん」と叫びたくなる??思いでした。
信と朋、夫婦で行くバリ島旅行 ~2012年~ 信と朋、夫婦で行くバリ島旅行 ~2012年~ 3回もおかわりしてしまいました

3回もおかわりしてしまいました


昼食後、向かったのはティルタ・エンプルという寺院
この寺院には聖なる水が湧き出しており、体の悪い場所を清めるために多くの人が訪れるのだそうです。
池の底から水が湧いているのです

池の底から水が湧いているのです

自分のため?子どものために祈ってる?

自分のため?子どものために祈ってる?


その後、向かったのはトゥガラランという所にあるライステラス
ライステラスとは、急な斜面にある段々の水田のこと。年中温暖なバリ島、ココでは年3回もお米がとれるのだそうです。

バリ島で人気のウブドの町
ココでは、ガイドさんが私たちのリクエストに応じてくれて、バビグリン(子豚の丸焼き)で有名な店:イブオカに入店。おやつ代わりに食べたそのお味はやはり美味い(幸)。
2人で1人前33,000ルピア也。その後は、マーケットやウブドの宮殿を散策して歩く。

ウブドから車で1時間ほどかけて本日の最終地:タナロット寺院を見学
自然の脅威:満潮になるとこのお寺が海の上に浮かぶのです 自然の脅威:満潮になるとこのお寺が海の上に浮かぶのです

自然の脅威:満潮になるとこのお寺が海の上に浮かぶのです

お寺から歩いて10分ぐらいの所、海辺を望む岸壁の上にあるレストラン ムラスティで、海鮮焼きとカニのチリソースのディナー(代金はツアーに含まれ不詳)。味は今一なのですが、海を眺めながらのシチュエーションには◎。でも、曇り空で夕日は見えず‥‥残念。
18時45分から、レスラン横の広場で、バリ島の代表的な踊りの1つ、ケチャックダンス
を観賞。
~~~
車に揺られ1時間ほど、ホテル近くのマタハリスーパーの前で降ろしてもらったのは20時半頃。お土産品をチェック、部屋で飲むビールやアラック(バリの焼酎)を購入、そしてA&Wのフライドチキンを買ってホテルに戻り、〆の宴を開いたのでした。
スラマッティドゥル(おやすみなさい)。

3日目 3月9日(金)

ディスカバリーショップでウィンドウショッピング後、海鮮のお店でランチ
ホテルで朝食をすませ、10時頃出発。ホテル沿いの南北の道、カルティカプラザ通りを南へ徒歩7~8分、ディスカバリーショップでウィンドウショッピングを楽しむ。
今日の昼食は、更に南下し、徒歩20分ぐらいの所にある デウィスリという海鮮のお店へ入店。まず、海老のバターソース、イカの塩玉子ソース、カンクン(空芯菜)炒め、ビンタンビール大を頼んで「 いただきま~す(幸) 」。そして、更にはまぐりのニンニク蒸し、ミーゴレン(焼きそば)スペシャル、ビール大2本を追加して、締めて415,000ルピア也。あ~お美味しかったよ~(満)。
デウィスリを出た後、道々のマーケットで海パン、ワンピース等を買い、ホテルに戻って一休み。

午前中に電話予約した“ 禅 ”というお店でマッサージを堪能 
ホテルから徒歩30分ぐらい、レギャン通りを北上して行き、東西にのびるベネサリ通りを左に入ってすぐの所にあるのが禅というマッサージのお店。ココのオーナーは日本人、予約も日本語専用ダイヤルがあり、料金もとてもリーズナブルで本当にお薦めです。
私たちは、指圧マッサージ1時間半+イヤーキャンドルをオーダーし、165,000ルピア×2人分(安)。指圧マッサージは全身の指圧だけでなく、思わずギブアップしてしまうようなストレッチ付きですが、終了後はスッキリ爽快です。イヤーキャンドルとは、耳穴に巻いた紙包みを突っ込み、耳から出た先に火をつけることによって耳の中が真空状態になり、耳の奥にあるおクソが面白いように取れるというもの。誰しもが聴力アップすること間違いなし!!

本日の夕食は、夫婦が愛するアヤムゴレン(鳥のから揚げ)を
18時頃、ホテルの裏手方面、ラヤ・クタ通りの1本奥の通りにある、ジョグジャカルタに入店。店構えは何となく労働者が集うめしやといった感じで、味は口コミによると日によって当たり外れがある?とのことで‥‥今日ははずれかも‥‥。骨付きもも肉のから揚げとBBQソース味、白ご飯とビール大2本を注文し、締めて92,000ルピア也。
本日の晩ご飯 第2ラウンドは、そこから歩いてすぐのナイトマーケットへ
ナイトマーケットに着くと、回りに並ぶそれぞれのお店の人が一斉にメニューをもって客引き合戦が始まる。その中で、名前に聞き覚えのある “デポット・ロマノ”へ。ママらしき人が片言の日本語でメニューの説明をしてくれ、カエルのオイスターソス炒め、イカフライのガーリックソース、ポークステーキのサラダ、ビール大2本で締めて115,000ルピア也。超安い食堂、そして思ったより不衛生でなく・・・・ただしトイレにはビックリです。女性は必ず前もってどこかで済ませてくることをお勧めします。
信と朋、夫婦で行くバリ島旅行 ~2012年~ 店には日本語で書かれた多くのメッセージが

店には日本語で書かれた多くのメッセージが

と、15分ぐらいして、この店の看板娘ならぬ看板兄さん、ムキムキマンのソニンさんが登場。私たちの前に来て日本語でひとしきりおしゃべり。芸人のような口調にお客さんがたくさん付いているようでそのトークには脱帽。その後6組の客が次々と来店、新たに来た日本人客に向かって、ソニンさんが「 何匹?」(何人?)と声を掛けておりました(笑)。

仕上げは、ホテルに戻り〆の酒盛り
その後、歩いて5分位の所にあるスーパーノバでショッピング。ひとしきり見て歩きラーメンやお菓子、化粧品等々を購入した後、同じ建物の道路沿いにあるデポット・アギタと言うお店で、ナシチャンプル(色々なおかずが選べる)をブンクス(テイクアウト)する。タクシーでホテルに戻り、滞りなく宴が終り、夜は更けていくのでした。
スラマッティドゥル(おやすみなさい)。

4日目 3月10日(土)

午前中はホテルのプールサイドでまったりタイム

ランチは嫁が通い続ける“キンカオ”というタイ料理のお店で
11時半にホテルを出発し、カルティカプラザ通りを10分ほど南下した所にあるキンカオに入店。味はなかなかなのですが、いかんせん出てくるのが遅く、すきっ腹にビールを飲みながら少しイライラ‥‥。海老の揚げ物、イカの甘醤油炒め、カンクン(空芯菜)炒め、カニチャーハンとビール大3本で、締めて324,800ルピア也。
食後はクタの海岸までブラブラと散歩し、マタハリ百貨店やスーパーでショッピングをした後、一旦ホテルへ戻りお昼寝タイム。

今日はレギャン通りを歩き、行き当たりばったりのディナー
16時半頃、行動開始。レギャン通りを少し北に行った所、大音量で音楽が流れるディスコのある辺り(クラブではなくディスコティックと書かれていました)の向かい側にある“マキシレストラン”という店に入店。この店に誘われたのは、店先に1mぐらいの大きなメニューが置いてあり、内容が分かりやすかったから。バクソ(肉団子、麺入りスープ)、チキン料理とビール大2本で、締めて184,800ルピア也。でも、私たちにとってお味はもう1つ‥‥完食はしましたが‥‥残念。

第2ラウンドは、またデポット・ロマノへ
19時前、昨日に引き続きナイトマーケットに到着。すると、ママとソニンさんが「どうも~」ともう何年も前からの知り合いのような感じで迎えてくれる。今宵は、この店1押しの卵とアスパラのスープと羊のサテ(串焼き)、そしてビール大3本を頼み、締めて122,000ルピア也。
その後は昨日と全く同じルートで夜食を買ってホテルに戻り、〆の酒盛りを開催。
スラマッティドゥル(おやすみなさい)。

5日目 3月11日(日)

嫁が疲れからかバリ腹へ
9時頃朝ご飯を食べに行く。嫁は胃の調子が悪いと言い、おかゆだけですませたのですが、部屋に戻ってしばらくしてからゲロゲロ状態に‥‥(悲)。午前中、私はベランダで1人ビールを飲みながら日光浴。
12時になっても嫁の体調が悪いため、16時に禅で予約していたマッサージをキャンセル。昼ごはんは近くのマクドナルドへ買いに行って部屋食に。
チェックアウトの14時近くになっても嫁の体調が戻らないため、フロントに連絡して18時のレイトチェックアウトに変更してもらう。その間、私は1人でホテル付近を歩き回ったり、プールサイドで横になったりして過ごす。
17時頃、やっと回復の兆しが見られ、荷物をまとめて18時にチェックアウト。
バルコニーから見る風景

バルコニーから見る風景

宴の後の残骸

宴の後の残骸


最後の晩餐は、またまたデポット・ロマノで
チェックアウト後、ディパーチャールーム(出発するまでくつろげるラウンジ)でしばらく過ごす。その後、嫁が一切食べれないと言うが、デポット・ロマノへ2人で行って私だけが1人飯。海老とカンクン(空芯菜)の炒め物、アヤム(鶏)の甘醤油ソース、ミーゴレン(焼きそば)とビール大3本、スプライト1本で締めて117,000ルピア也(今日は1本30,000ルピアのビールを25,000ルピアにおまけしてくれました)。
その後ホテルに戻り、22時に送迎車が来て、名残惜しくも空港へ(悲)。

6日目 3月12日(月)

復路は何事もなく日本へ帰り着く
昨夜、空港に着いた後、23時前にはチェックイン。空港内は深夜にも関わらず大勢の人でごった返す中、私たちはショップを一通り見て歩き、搭乗時間の0:30までベンチに座って一眠り。予定の1時丁度にテイクオフした飛行機は、6時間後の日本時間朝8時に無事関西空港へ到着し、私の初のバリ島旅行が終了したのでした。

《初のバリ島旅行を終えて》

一番印象に残ったのが、街に信号がほとんどないのに多くの車が行きかい、歩行者が普通に横断していることでした。特にバイクの恐ろしいほどの数は日本では考えられないこと、毎日が暴走族状態でよく事故が起きないものだと感心させられます。また、男女問わずトラックの荷台にたくさんの人が乗って仕事に行くのもバリでは日常のことのようです。
この旅行で2度のお葬式に出会いました。死を悼んでみんなで棺をかかえ、列をなして通りを歩く姿は、日本との死に対する考え方の違いを考えさせられます。

いろいろな生活・文化の違いに出会うこともまた旅の醍醐味です。そして、バリにはもう1度来たいと思わせる何かがあり、そこにアジア特有の大衆的で雑然とした喧騒につつまれる街の姿を感じるのです。
バリ島に乾杯!!  I Love バリ!!    トゥレマカシー 

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2012-04-11

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