バリ島ヴィラブームの先駆け的存在の老舗ヴィラ。便利な立地と充実した施設が今も続く安定した人気の秘訣。
こんにちは!バリ島ナビです。
バリ島での滞在スタイルの選択肢としてすっかり定着したヴィラ。今でこそバリ島の至るところにヴィラは点在していますが、ヴィラ滞在ならではの利点と言える「塀に囲われたプライベート感」「プライベート・プール」「バリならではの茅葺屋根の下の開放的なオープンエア・リビング」「自炊ができる広々としたキッチン」・・・これらのスタイルを確立したのがこの「ザ・ヴィラス・バリ・ホテル&スパ」(以下通称のザ・ヴィラスと呼ばせてもらいます)と言えるのではないでしょうか?1999年オープンでヴィラではすでに老舗的存在ですが、それでも今に至る安定した人気の訳をここでナビがレポートいたします!
ザ・ヴィラス昔話
ザ・ヴィラスのオープニングストーリーはとてもユニークなのです。その昔オーストラリア人アーティストであるジム・エリオットが当時まだ静かだったスミニャックに友人と楽しく過ごせる空間としてバリの伝統建築と西洋建築を融合させたヴィラを一棟作ったとさ・・・すると間もなく「これはクールで画期的!」と西洋人の中で話題になり、やがて「自分たちにも同じコンセプトで同じヴィラを作ってくれよ~」と注文が入るようになりました。徐々にその数が増え、今では3エリア、50棟の大型ヴィラホテルに発展。さらに話題のスパを併設し、ヴィラスが出来た後はただの田舎道の一つだったクンチ通りにはフランス系スーパー&デリ「バリ・デリ」が出来き、おしゃれなブティックやレストランが並ぶスミニャックでも一番便利な通りの一つになってしまったとさ~、めでたし、めでたし・・・・こんな具合に、なんとも軽い友達たちのノリで始まったのが古き良き時代の話。今ではヴィラという名ではありながら、施設の充実ぶりではホテルとも呼べるザ・ヴィラスの発展はまだまだ続いているのであります。
なんてったってこのロケーション!
ザ・ヴィラスのロケーションはアクティブに過ごしたい人には最高です。現在ヴィラは計50棟、スミニャックの3エリアに分けられています。最初にできた「ジ・オリジナル」と「ザ・ヴィラス・エステート」の目の前はおしゃれなデリ、3番目にできた「ザ・ヴィラス・サンセット」はスミニャックの目抜き通り、ビンタン・スーパーマーケット前に続く小道にあるので、どのエリアからも買出しには困りません。広々したキッチンやリビングのあるヴィラでの滞在の醍醐味は友人や家族とまるで暮らすように滞在する経験ができること。地元の食材を買いだして手作り料理を楽しむ・・・そんな想像をしただけで楽しいじゃありませんか?!そしてヴィラから車で5分前後で通称グルメ通りの「オベロイ通り」、クラブやバーなどのナイトライフも充実のダブルシックス通りやディヤナプラ通りにも簡単アクセス。また洋服やアクセサリー、インテリア雑貨のブティックやそれらの卸し問屋も周辺に多くとにかく楽しい誘惑がいっぱいあるエリアの中心地に位置しています。近年、インターネットなどで検索すればたくさんのヴィラがヒットし、どれも新しく一見モダンで広々として素敵です。しかーし!ヴィラの一歩外はただの田んぼだったり、住宅街だったりすることも多いので注意。もちろんそういうヴィラには無料シャトルサービスがついていることが多いですが、やはり好きな時にちょっと買い物できるロケーションというのは特に限られた時間の滞在には重要なポイントですよね。
ヴィラ内紹介
それでは今回取材させて頂いた1ベッドルームヴィラと3ベッドルームヴィラをたくさんの写真と一緒にご紹介します。
こちらはThe Original Villaエリアの1ベッドルームです。まずは門を開けて入ると目に飛び込むのはプライベートプールと緑豊かなガーデン。このエリアにある7棟の1ベットルームは全て2階建てのコテージタイプのヴィラで1階にダイニングキッチンとベッドルーム、バスルーム。2階にリビングスペースがあります。これを二人だけで占領できると思うといきなりテンションあがりますね~。
キッチンにはあらかじめ調理器具や食器が揃っているので材料を現地調達するだけでOKです。
ダイニングの奥が寝室です。この日見学させて頂いたお部屋たまたま、3名のトリプル使用でセットアップされておりました。個人的には、せっかくのヴィラステイならば3名で来る際には2ベッドルームの利用をおすすめします。その方がプールやリビングのサイズもぐんと大きくなりますしね!
寝室からガーデンが見える設計も嬉しい心遣い
そして寝室からつながるバスルーム。全ヴィラバスタブ付きなのも日本人にとってはポイント高いです。アメニティーも一通り揃っていて文句なし。
そして2階への階段を上ると、TVがあるリビングスペースへ。
続いてヴィラ滞在の醍醐味を最大限に味わえる3ベッドルームをご案内します。
こちらも同じくオリジナル・ヴィラ・エリア内5棟あるうちのひとつ、「ヴィラ4」に潜入してきました。この重厚な木の扉の向こうには・・・
広っ!!
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庭の離れにある3rdベッドルームの棟さえ充分な広さ
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そうそう、こういうのが憧れのヴィラステイですわー。小さなお子様連れの場合、ホテルのパブリックスペースではやはり他人に気を使わなくてはなりませんが、ここなら思いっきり子供を遊ばせられますね。
以下は広々としたダイニングキッチン・・
そしてメインベッドルーム。
メインルームについているバスルームへ入ってみましょう。3ベッドルームにはメインヴィラの各ベットルームに1つずつ、またゲストルームの棟にもバスルームがついているので大勢での滞在でも問題なしですね。それに全てのバスルームはダブルシンクなので女性には嬉しいポイント。自然光が差し込むデザインがユニークで気に入りました。バスタブには可動式のシャワーがついているのでこれも日本人客に対する気遣いを感じます。
長年営業しているからこそ、ヴィラ滞在に何が必要かを知りつくしているザ・ヴィラス。
ヴィラ内にはこんなものたちも用意されておりました。
プライベート&オープンエアなのでもちろん喫煙可
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リビングダイニングにはCDコンポが。お気に入りの音楽を旅に持って行こう!
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ランドリーは有料サービス
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プライベートプール用タオル
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充実の施設
ヴィラスが普通のヴィラで終わらないのはやはり充実したハイクオリティーな併設施設があることでしょう。スパは言わずと知られた「プラナ・スパ」。(ナビがレポート致します)このスパコンプレックスには、ヘルシー志向のレストラン、センス良いギフトショップ、ヨガスタジオも完備。さらには「ザ・ヴィラス・エステート」エリアにはクールな内装がお洒落なリフレクソロジー専門店「チル」もあり、ショッピングで歩きまくった後の足をリーズナブルな価格で癒してくれます。
ザ・ヴィラス徹底的利用術
ここからはヴィラ滞在をより満喫できるようなサービスやヴィラならではのお楽しみ利用術をご紹介しましょう。
シャトルサービスもあり!
まずは気になる移動について。先に言及しましたが、ヴィラスはエリアが3つに分かれています。「プラナ・スパ」などはクンティ通りにあるので「サンセット」エリアに滞在になってしまったら、移動が面倒・・・という心配はありません。オリジナルエリア・エステートエリアからサンセットエリア間の移動にはいつでも車を用意してくれます。また便利な立地にあるにも関わらず、さらにヴィラからビーチ、クタ地域へのシャトルサービスが1日3回提供されています。10:00、14:00、16:00出発でダブルシックスビーチ、クタセンター、クタスクエア、クタビーチまでの片道送迎もあります。
(事前予約要・タイムスケジュールは2009年10月現在の情報です)
朝食もいただけます。
朝食はヴィラ内または「プラナ・スパ」にあるレストランでいただけます(7:00-11:00)。
ヴィラ内で希望の場合は、前日までに注文票に記入しておけば、レストランスタッフが予約の時間にヴィラに来てくれて調理してくれます。
出張バーベキューや出張リンディック生演奏、フラワーバスも
ナビがお勧めしたいのはヴィラ内でアレンジしてもらえる出張バーベキューサービス。ミートBBQ・シーフードBBQ・バリニーズBBQ・ミックスBBQ・ロブスターBBQと5種類から選べて、ロブスター以外はなんとUS$30前後で手配できてしまいます(21%の&サービス料別)。しかもこのBBQの中にはサラダやスープなどの前菜、デザート+ヴィラのデコレーションまで含まれていてコストパフォーマンス良すぎ!前日までにリクエストすればOK!(ロブスターのみ前日予約必須)。ヴィラのガーデンで友達や家族とワイワイ、南半球の星空の下のBBQ・・・良い思い出になること間違いなし!
さらには、ヴィラに出張リンディック生演奏サービス(竹を使った伝統的楽器)や生ガムランとバリ舞踊の出張サービスだって追加できちゃいます。大勢でカジュアルな雰囲気で楽しめるのでウェディングのアフターパーティーなどにも良さそうですね。
他にも別料金US$12++(21%の税&サービス料別)でヴィラのバスタブでフラワーバスを作ってもらえることも可能です。彼女やお母さんへのサプライズギフトに、こっそりフロントに頼んでおいたりしたら、喜ばれそうですね~。
クリニックもフロントも
ヴィラスは「エステート」エリア内にクリニックもあるので、特にお子様連れの方には何かと安心ですね。ヴィラでクリニックまであるなんて、大型ホテル並みの施設ですよ。
また、それぞれのエリアにはフロントデスクもあるので、これらのお願いやトラブルの際はスタッフに直接お願いできるのも安心です。
今年で創業10周年のヴィラス。その人気の秘訣を少しでも感じていただけたでしょうか?
以上、バリ島ナビでした!