エレファント・サファリ・パーク

こんにちは、バリ島ナビです。今日はウブドからさらに北へ進み、ライス・テラスの名所「テガララン」からさらに奥に入ったタロ村にある「エレファント・サファリ・パーク」にやってきました。バリで唯一の象だけがいるサファリ・パーク。象好きにはもうたまらない、「象の楽園」と呼ばれるこの「エレファント・サファリ・パーク」、一体どんな体験ができるのでしょう？と楽しみに出かけて行ったのですが、今日はあいにくの雨・・・天気が悪くても、楽しめるものかどうか、ちょっと心配しながら「エレファント・サファリ・パーク」に到着。

本来バリ島には象は生息していません。ウブドの観光地として有名な遺跡「ゴア・ガジャ」は「象の洞窟」という意味なのですが、それは昔バリに象が生息していたからではなく、「象=大きいもの」という意味合いがあるのではないかと言われています。洞窟自体の彫刻も象とは似つかない、どちらかというとランダのようなものが彫られています。「エレファント・サファリ・パーク」の象は、スマトラ島に生息する絶滅の危機に瀕しているスマトラ象の保護を目的として作られたそうです。

バリでスマトラ象を飼育するに当たって重要なポイントは「ロケーション」。スマトラ象は湿地帯の丘陵地や森林を生息地とし、異なった場所では目や皮膚に炎症を起こしたり、精神面での疾患を患うこともあるそう。そのため「エレファント・サファリ・パーク」を作るにあたり、象の習性を熟知した専門家が集められ、象たちが健康で快適に過ごせる環境を作りあげたのです。それがこのタロ村。そしてスマトラ島にある象の学校からは飼育員、調教師もバリに渡り、たくさんの人の力で一から象の故郷となる環境を整えたそうです。そんな本格的な「象の楽園」がスマトラ島まで行かなくてもバリで訪れることができるなんて、これは是非とも足を運んでみたいですよね。

それでは「エレファント・サファリ・パーク」の中をご案内していきましょう！森を進んでいくと、木立ちの奥から「エレファント・サファリ・パーク」の看板が見えてきました。

さぁ、パーク内に行ってみましょう。しばらく行くと、いるいる、象がいますよ～！ここは象たちが餌を食べたり休憩したりする場所だそう。1か所に1頭ずつしかいないけど、各自のポジションがあるんでしょうか…。雨が降る中、みんなゆ～っくりと足踏みをしながら餌をたべているようですね。

パーク・スタッフのグデさんが、生まれたばかりの赤ちゃん象がいる場所まで案内してくれました。いましたよ、赤ちゃんが2頭も！まずはお母さん象がナビを歓迎してくれました。横を向いていたのが、大きな口を開けて、ナビの顔をズボッ！と鼻の下にいれました。キャ～、すごい迫力！歯までバッチリ見えます。…これ、歓迎ですよね？？

象の入浴場までやっていると、来場者の皆さんが象に餌をあげています。パーク内には餌がおかれており、来場者は象へ餌付けもできるんです。子供たちだけじゃなく、大人も夢中になってますね。

さて、「エレファント・サファリ・パーク」では、エレファント・ショーがあるのですが、ショーまで時間があるので、その間にエレファント・ライドに挑戦してみます！さっきまで傘をさしていたナビですが、エレファント・ライドの際にはポンチョを貸してもらいました。なるほど、さっきからポンチョを着た人たちを見かけてたけど、皆さんエレファント・ライドを体験されてたんですね。では、ナビもいざっ！

「エレファント・サファリ・パーク」のエレファント・ライドは、パーク内を通り、タロ村の森の中を通って周ってくる、象に乗りながらタロ村の大自然や村の風景を楽しめるプログラム。これは晴れてたら最高なんですが、雨でもちゃんと催行するのも予定を変更できない人にはありがたいですよね。ここから先は、象さんのどっしりとした歩みにフラフラしてしまい、ボケた写真もありますが、臨場感をお楽しみ下さい（言い訳）。

ナビの前方の様子。ポンチョ＋傘でバッチリ！		タロ村の森の小道を行きます。		先の象さんの落し物。でっかー！
		牛がいましたよー。		途中道路をまたぎます。「象に注意！」の標識がありました。
小さな村も通過します。		これは民家かな？		パークに戻ったら、一番小さい赤ちゃん象リスキーちゃんの所を通りました。
このまま向かうのは…		象の入浴場！象に乗ったまま入ります。		落ちないかドキドキ！

お絵かき		カッコよくキメました！
				鼻でフラフープ
お次はサッカー。		計算もできるんです！		ご名答～。