■バリ島、各エリア

バリ島、各エリアを1つずつ紹介!

こんにちは、バリ島ナビです。今や海外旅行の定番として日本でも既に定着した人気のバリ。日本からの飛行時間も約7時間とそれほど遠くもなく、時差も1時間だけ。物価も安くて食べ物も日本人の口に合う。一人で、友達と、カップルで、はたまた家族や団体と、どんなスタイルで来ても楽しめちゃうバリ。「バリに呼ばれる」とよく言われるリピーターもとても多いんです。そんな人々の心を惹き付けるバリ島の魅力って一体何なんでしょうか。
ビーチ・リゾートなら、バリ以外にももっと近くてもっと海の奇麗なところもありますが、バリが他のビーチ・リゾートと一線を画している理由は、やはりバリの伝統的な文化ではないでしょうか。

ただ美しいビーチとヤシの木があるだけではなく、バリに到着し空港に降りた時点から、アジアの匂いいっぱいのエキゾチックな世界が広がっています。外へ出ればお供え物をする人や大きなお祭り、村の集会に集まる男性たちが真剣に話し合う様子など、観光開発が進んだ今でも、そこにはバリの伝統と習慣が昔と変わらず存在しているのです。
そして、バリに来て誰もが忘れられないのが、バリの人々そのもの。バリ人のホスピタリティ精神は訪れる人々に癒しを与えます。インドネシアに侵攻したオランダは、天然資源や香辛料などを自国に持ち帰っていたものの、バリではそれらの資源が乏しいため、侵攻が遅れていました。最終的にオランダがバリにやってきて発見したものは「バリ人の微笑み」だったと言われるくらいに、バリ人は天性のホスピタリティ精神を持ち合わせた人々なのです。美しいロケーションだけではなく、バリ人のおもてなしの心がリゾート地として世界の人々の心を惹き付けて離さないのは確固たる要因の一つでしょう。
バリ中の至る所でバリ独特の雰囲気やバリ人の温かい心に触れ合うことができますが、各エリアにはそれぞれの顔があり、小さなバリ島のその場所場所によって特色が違います。バリの文化を深く堪能したい、サーフィンを楽しみたい、リゾート・ステイを満喫したい、など訪れる人の希望は千差万別。

今日はバリの魅力をエリア別にご紹介したいと思います。

クタ

バリで一番の繁華街で、クタビーチは誰しも訪れるバリ有数の観光スポット。もともと漁村だったクタの村にサーファーやヒッピーが滞在したのがきっかけでどんどん発展を続け、今では外国人及びドメスティックの観光客でハイシーズンには車が動かなくなるような渋滞が起こるほど。ビーチ沿いのパンタイ・クタ通りにはホテルやレストランが立ち並び、レギャン通りにはショップの他にディスコやクラブなどのナイトスポットも充実。その2本の通りをつなぐように通る小道には長期滞在者向けのバジェットホテルやチープな食堂などもびっしり。クタから空港方面へ伸びるカルティカ・プラザ通りには海に面したリゾートホテルが立ち並び、ショッピングモールなどもある。

クタ・エリアマップ

レギャン

クタと並んでバリの繁華街エリアのレギャン。メインストリートのレギャン通りには雑貨やお土産物を扱うお店やレストランなどがびっしりと並び、今では南隣のクタと北隣りに位置するスミニャックと一つになっている。昔ながらのコテコテのお土産屋とおしゃれなショップが混在するエリア。

レギャン・エリアマップ

スミニャック

近年バリで一番おしゃれでホットなスポットとして人気のあるエリア。外国人オーナーのセンスのよいインテリア・ショップやブティック、ヴィラなどが集まる。また世界各国の美味しい料理を楽しむことができる素敵な雰囲気のレストランが集まるエリアとしても有名。在住欧米人も多い。

スミニャック・エリアマップ

ウブド

芸術の村として有名なウブドは南部ビーチリゾートから1時間ほど離れた山間に位置するバリの文化や芸術に触れることのできるエリア。どこからともなく聞こえるガムランの音楽やお祭りなどを目にする機会も多く、毎日必ず行われているバリ舞踊の定期公演は海外公演を行うグループも多い。徒歩でぐるっと一周することのできる中心部は、小さなショップがどんどん増え、ウブドだけでも十分ショッピングを楽しめるほど。最近ではパワースポットとしてヨガやヒーリングのスポットとしても注目を集めている。

ウブド・エリアマップ

サヌール

古くからの観光地サヌールは外国人在住者も多く、メインのダナウ・タンブリンガン通りやビーチでは年配の欧米人が犬を散歩する姿もよく見かける静かな落ち着いたリゾートとして定着した人気エリア。ロケーションもクタとウブドの中間で、どこに行くにも便利。ビーチからは朝日が眺められる。

サヌール・エリアマップ

ヌサドゥア

インドネシア政府の主導で進められたリゾート開発によって造られた5つ星クラスのホテルが集まるリゾート・エリア。他のエリアとは違い、ヌサドゥアの入口の割れ門から中に入ると、現地の様子や生活とは隔離された静かで青い海と白砂の美しいビーチが広がるリゾートステイのみを満喫できるパラダイス。

ヌサドゥア・エリアマップ

クロボカン

南隣りに位置するスミニャックと並んで、今バリで一番注目を集めるエリア。表通りのラヤ・クロボカン通りには今や隙間なくアジアン・テイストの雑貨屋やインテリア・ショップが軒を並べている。チーク材を使ったモダンな家具やアンティーク家具の店も多い。裏道を入れば、まだ青々とした田園風景が残っている。

クロボカン・エリアマップ

ジンバラン

もともと静かな漁村だったジンバラン・エリア。白砂のビーチ沿いにはフォーシーズンズやインターコンチネンタルなどのリゾートホテルやヴィラも多くあり、高級感が感じられるが、早朝には漁を終えた漁船が見られたり、大きな魚市場の活気溢れる様子など、ローカルの雰囲気も垣間見れる。ビーチの席でサンセットや夜景を見ながら楽しめるシーフードBBQ屋台は、バリの代名詞と言えるほどの人気。

ジンバラン・エリアマップ

デンパサール

バリ州都であるデンパサールは、地元の人々の生活の中心となるエリア。大きな市場や夜市、ローカルデパートや官庁などがひしめきあう。商業の中心地で、いろいろな問屋や専門店も。車もバイクも交通量が多く、観光地とはかなり雰囲気の違うアジア臭い活気が溢れる街。

デンパサール・エリアマップ

ウルワツ

崖の上から眺めるインド洋に沈むサンセットが美しく、特に半島の最先端にあるウルワツ寺院でのケチャック・ダンスが有名。近年はヴィラの建築が進み、チャングーと並んでプライベート・ヴィラに人気のロケーション。サーフ・ポイントも多く、サーファー用の長期滞在宿泊施設などもある。

ウルワツ・エリアマップ

老若男女問わず楽しめるバリ。滞在中に皆さんの楽しめる場所がたくさん見つかって、思い出深い旅行となりますように・・・。

以上バリ島ナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2009-04-03

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