サヌールに来たなら一度は押さえたいスポットです。在住者で朝食からディナーまで、いつも賑わっているサヌールで一番人気の老舗カフェ。
こんにちは!バリ島ナビです。今日はサヌールの中心地にあるカフェ「カフェ・トゥジンバール」をご紹介します。こちらのサヌールの老舗カフェ、ナビも10年以上は通い続けているお店です。写真をみると老舗にしてはモダン?そうです、現在の、このウッディーでおしゃれな店舗は数年前に場所を移動し、現在はスーパーマーケット「ハーディーズ」の斜め前に位置しています。店舗を移動&拡大するや否や瞬く間にサヌールの在住者を一気に引き付ける今やサヌールで最も人が集まるスポットに変化を遂げたのであります。
上の写真は旧カフェの時から使われている店の看板。旧店舗の店構えがノスタルジックなタッチで描かれております。ちなみに長くて覚えにくい「バトゥジンバール」とは、このカフェの位置する村の名前なのです。
店内の様子
店は入り口のガーデンエリアを中心に、店内にはソファエリアや中庭のようなエリアもあります。エアコンはなく、全てのドアは開け放たれ、気取らずカジュアルな雰囲気。ちょうどサヌールの中心街にあるので、観光客の方なら、スーパーで買い物をした後にお茶などに立ち寄るのに、最適なロケーションです。屋外には古い大木を伐らずに残していたり、店内の床が木材だったりしているせいか、なんだか落ち着くんですよね、ここ。
ジェンガラファンの必須スポット
こちらのカフェと切っても切れないのが、バリを代表する陶器ブランド「ジェンガラ・ケラミック」。系列店でもあるこちらのカフェはオープン当時からすべての料理はジェンガラケラミックでサーブされてきました。高級ホテルのダイニングで愛され続けてきたジェンガラがこんなにカジュアルなカフェで使われていると何だか得した気分になっちゃうナビです。特にこちらの店舗ではカフェ・バトュジンバールモデルとも言える、ここだけのために作られた食器も多く目にすることができ、ジェンガラファンには是非チェックしてもらいたいものです。
天井から下がる豪華なシャンデリア
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近づいてみたらなんと、店のロゴ入りコーヒーカップ!もちろん全部ジェンガラですよ!
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カフェラテに添えられたガムシロ入れも、カフェバトゥジンバールのロゴ入り
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バリの稲穂の神様を模ったユーモアな陶器はソルト&ペッパー入れ
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ヘルシーフードからインドネシア料理まで
バトゥジンバールが人気の理由はもちろんメニューのラインナップでしょう。昔からヘルシー志向のカジュアルな西洋メニューとインドネシア料理がメニューの中心になっています。朝食にはアメリカンブレックファストのように卵料理が充実、ランチにはサラダやサンドウィッチやメキシカン、それにナシチャンプルのようなインドネシアン、ディナーに向いたがっつりステーキだってあるのでいつ来てもそれなりに満足できるメニューチョイスなんですね。
バトゥジンバール・サラダ 5万ルピア+15.5%
ちなみにナビが愛して止まないのはこちらのサラダ。こちらでは昔からフレッシュでたくさんの種類の野菜を使ったサラダをがっつり頂けます。「最近野菜が不足がちだなぁ」と感じたらとりあえずこちらの「バトゥジンバール・サラダ」がおススメ。カラフルなたくさんの種類の野菜にブレッドが添えられて、ランチならばこれだけでも満足できちゃいます。
ナシチャンプル・スペシャル 4万ルピア+15.5%
インドネシア料理初心者にオススメできるのは「ナシチャンプル」。インドネシア人セレブも多く集うカフェなので本格的かつ清潔なナシチャンプルがサーブされます。
バトゥジンバール・クラッシャー 3万ルピア+15.5%
またこのカフェではフレッシュフルーツや野菜を使ったユニークなヘルシードリンクも種類が豊富です。このバトュジンバール・クラッシャーはスイカにリンゴ、イチゴにミント、タンジェリンが入ったビタミンCたっぷりのドリンク。他にも肝臓によいドリンクやスムージィーも充実しています。
ナシ・ウドゥック 5万ルピア+15.5%
そして週に1度しかサーブされないという貴重なインドネシアンメニューもあります。
土曜日は「ナシ・ウドゥック」。ココナツミルクで炊かれたご飯にかりっと揚げられたプリプリの鶏肉のおかずを中心としたナシチャンプル、添えられたサンバルもしっかり辛いですよ~。
日曜日は「ブブール・マナド」はマナド地方の珍しいおかゆです。トウモロコシやおイモから自然の甘味が出て、マイルドでとてもおいしいのです。このメニューのために日曜日のブランチに足しげく通う在住者のファンも多いとか。
ブブール・マナド 3万ルピア+15.5%
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本日のメニューも目が離せません
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夜も人気な訳
カフェってどうしてもブランチやランチ、お茶に利用しがちですが、ここ、カフェ・バトュジンバールは夜も在住者と観光客でいつも賑わっています。その理由が夜な夜なくり広げられる日替わりエンターテイメント。2010年12月の時点では月・水・金・日がピアノの生演奏、火曜がサルサダンス、土曜がバンドとなっていて(随時変更あり)、大人が楽しめる内容で、夜のディナータイムを盛り上げています。
目玉のサンデーマーケット
毎日、大人気のカフェですが、そのピークを見せるのが毎週日曜の朝8時過ぎ頃から始まるサンデーモーニングマーケットです。在住者たちに人気なのが新鮮なオーガニック野菜のマーケット、その他にも少し遅く起きた日曜日の朝の朝食にスナックを買い求めたり、そのまま買い物後に朝食を済まそうとする在住者たちで賑わいます。ナビがおススメするのは普段お店で出されるカユアピブレッド。外はパリッ、中はもちっ!としていておいしいんです。
焼き立てパンが並びます
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オーナーたちも参加するブース
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ついでに立ち寄りましょう
カフェ・バトュジンバーに併設されているのが、輸入食品や地元のオーガニック食材を扱うデリ「パントリー」。ユニークで上品なバリ特産のオーガニック食材が手に入るのでお土産探しに立ち寄ってみてはいかがでしょうか?またこのショップにはワインセラーがあり、こちらで購入したワインをカフェ・バトュジンバーに持ち込めば、通常のコーケージフィー(栓抜き料)10万ルピアが半額の5万ルピアに免除されます。カユアピブレッドも常時入手可能です。
そしてカフェに向かって左、カフェに直結しているのが日本人ガラスアーティストの鳥毛氏のギャラリー。大型の花瓶から普段使いできそうなガラス食器やガラス小物が入手可能です。
ガラスのギャラリーに隣接しているのが、「グダン・ケラミック」。こちらのショップは先に紹介したジェンガラ・ケラミックのアウトレットショップです。多少の傷ありなどのB品(ほとんどが使用するには問題ない程度の傷です)をルピアのお手頃価格で手に入れることができます。
バリのリピーターや長年バリに暮らす在住外国人の多いサヌールという土地で長年愛されてきたカフェ・バトュジンバール。サヌールの歴史とモダンがうまく混在している点が人気の秘訣なのかもしれません。皆さんもサヌール独特のゆる~い時間を過ごしにいらしてみてください。
以上、バリ島ナビでした。