バランガン・ビーチを見下ろす小さな村にある大きなヴィラ。ジャングルとインド洋のパノラマを独り占めできます。
こんにちは、バリ島ナビです。今日はサーフポイントとしても有名なバランガン・ビーチからすぐにある「プリ・バランガン」にやって来ました。ジンバランからウルワツまでの間のヴィラのウリ、「サンセット」ももちろんバッチリ望める、高級感の溢れるバリらしさの香るインテリアの豪華プライベート・ヴィラ、皆さんにご紹介していきましょう!
「バランガンの宮殿」という意味を持つ「プリ・バランガン」は、「バランガンにあるちょっとだけ大きなお家」というコンセプトで建てられ、滞在するゲストの方々にご自身の別荘だと感じ、そしてバラガン村を通してバリの昔ながらの田舎の風景や暮らしに触れていただきたいという思いから建てられたプライベート・ヴィラです。もともとは1995年に世界銀行に勤めていらした方が建てられ、2007年から現オーナーが所有されたそうです。その際に大規模な改修工事をして、現在の「プリ・バランガン」が造られました。ヴィラから眺めるインド洋の素晴らしい景色だけではなく、どんどんと失われていくバリ独特の建築様式を取り入れつつ、バリらしい雰囲気を感じて頂きたいというのがオーナーの思いだそうです。そんなオーナーの思い入れのこもった「プリ・バランガン」、さっそく見てみましょう!
ウンガサンのメイン・ストリートから田舎道を通り過ぎてバランガン・ビーチに向かって進んでいくと、「プリ・バランガン」は海とは反対側の急坂を上った先にあります。その急坂たるや、絶対途中で車を止めてはいけない!というくらいのかなりの急こう配。一気に坂道を上った先に、立派なヴィラの門が見えてきます。
藁ぶき屋根とバリの彫刻が細かく刻まれた大きなエントランスがナビをお出迎えしてくれます。なんだかとても気品の感じられる重厚な趣に、少し気が引き締まる感じです。視界を狭く遮るエントランス・ホールの先から漏れる日差しが、この先に何が待っているんだろう?という緊張感を演出します。
視界が開けたと思ったらすぐに目に飛び込んできたのは、インド洋の絶景!うわぁ~、やられた!!急に眼が覚めるような絶景が目の前に姿を現しました。深く生い茂った木々の向こうに広がるインド洋、それだけでもすでに完全なる絶景なのですが、なんと「プリ・バランガン」の真正面には空港の滑走路が見えるんです。これは夜になったら最高の夜景が見れること間違いナシ!と言っている間に飛行機がちょうど飛び立ちました。音もなく飛行機が飛び立つ様子を少し離れた場所にある優雅なヴィラから眺めるなんて、贅沢ですわぁ~!
ヴィラのメイン棟
絶景ヴィラに来る度に、まず景色に釘付けになってしまうナビ。毎度のことながら、やっぱりこのウルワツ周辺の景色はパノラミックで、しかもダイナミック!溜息が出てしまいます、ほう~。そして溜息を出して出して出しつくしたところで、ヴィラの中を見ていきましょう。
メイン棟はバリらしさの溢れるオープンスタイル。これほどまで広々と大きなバリの伝統的な藁ぶき屋根と大理石のフロアは、それだけでも十二分に迫力を感じます。それプラス目前に広がる大海原。何だかこのスペースにいるだけで、大富豪が建てたバリの別荘にお邪魔しているという雰囲気に包みこまれるナビ。
まずは、海を正面に見て左側にはリビング・スペースが。ゆったりとしたスペースに、ゆったりと配されたソファ・セット。う~ん、贅沢だわぁ。そしてそのソファ・セットの奥にはメディア・ルームも完備されています。そしてこのメディア・ルームの広いこと!採光のたっぷりととれる明るい室内には、広々とした居心地のよい空間が広がります。木をふんだんに利用したインテリアが落ち着きを演出しているのでしょうか。大型フラットテレビ、iPod専用スピーカー、DVDプレイヤーだけではなく、大型のアンプも設置されており、BOSEスピーカーに接続することで、リビングでも音楽やテレビの音声を楽しむことができます。メディア・ルームにはビジネス・デスクもあり、FAXやコピー、電話やインターネットなどの様々なビジネス・ツールが完備されています。
リビング・スペースと反対側にはダイニング・スペースが。
マスター・ベッドルーム
さぁ、それではベッドルームをのぞいてみましょう!まずはリビング・スペースの奥に建つマスター・ベッドルームから。
この辺まで来たら、ナビの頭の中はもう妄想でいっぱいいっぱい!「お金持ちの家族がサマー・バケーションでこのヴィラにやってきたごっこ」が勝手に始まっています(笑)まるで夢みたいな空間だわ~、今日もう帰りたくないな~、と考えながら、ゲスト・ベッドルームへ。
サービス
「プリ・バランガン」ではただただ王様のように踏ん反り返ってのんびりしていればいいのです。スパは9時から20時スタートの間であればテラピストがヴィラまできてくれるし、食事もメニューを見て好きな物をオーダーすれば、スタッフが買い出しにいってくれて、材料費と買い物時の交通費として1万ルピアがかかるのみ。ベビーシッターや車の手配、ガムランや舞踊鑑賞なども希望を管理会社の日本人スタッフに24時間ダイヤルで伝えるだけで、いろいろと手配していただけます。
ヴィラをぐる~っと一回りして、一言。「何がバランガンにあるちょっとだけ大きなお家だってぇ~?」とコメカミがピクピクしてしまうナビ。逆にこんな豪邸を「ちょっとだけ大きなお家」と言ってしまえることが、完全に別世界であるわけですね。しかもこんな贅沢なスペースが、リーズナブルに利用できるのもバリならではの利点です。是非皆さんもお姫様気分を味わってみてはいかがでしょう?
以上バリ島ナビでした。