アルマ美術館

ARMA(Agung Rai Museum of Art)

閉店・移転、情報の修正などの報告

トップレベルのコレクションを誇る美術館。バリ島の芸術文化の継承に人生を捧げたドイツ人画家ウォルター・シュピースの作品やオークションで高い評価を受けた作品などが揃います。

入口

入口

こんにちは、バリ島ナビです。ウブドは古くから芸術と文化が盛んな村として観光客にも知られていますが、美術館のレベルの高さにも定評があります。有名な美術館が4つほどありますが、今回は豊富なコレクションを誇るアルマ美術館を紹介したいと思います。
伝統的な建築のロビー入口

伝統的な建築のロビー入口

受付

受付

ウブドの南、プンゴセカンといわれる地域に位置する「アルマ美術館」は、オーナーであるアグン・ライ夫妻が所有するココカンホテルに隣接しています。アルマ(ARMA)の名前の由来はAgung Rai Museum of Artの頭文字から取ったもの。ホテルと合わせるとかなり広大な敷地の中に、伝統的な作品が中心の「バレ・ダジャ」と現代アートが中心の「バレ・ダウ」の二つの本館に分けられて展示されています。近年では販売目的のギャラリーが急増しているウブドですが、アルマ美術館には同財団が所有する絵画やオーナー自らが集めたプライベートコレクションが展示されていて、本当に価値のあるバリ芸術を多くの人に知ってもらいたいという目的のもと運営されています。バリ人画家以外にもインドネシア人や外国人アーティストによる作品も数多く見られます。また、アルマ財団ではバリ芸能の将来を担う芸術家の育成として、 地元の子供たちに芸能を習得する機会も与えています。

入館料は一人2万5000ルピア。カフェでのコーヒー/紅茶が含まれています。入口付近は臨時の展示会が設けられており、このときはロシア人画家による作品が並んでいました。
油絵の人物画 油絵の人物画 油絵の人物画

油絵の人物画

美術館というと建物だけを想像してしまいますが、アルマ美術館はお庭も広くて、散歩も楽しめます。
緑が多くて管理が行き届いているバリ庭園 緑が多くて管理が行き届いているバリ庭園 緑が多くて管理が行き届いているバリ庭園

緑が多くて管理が行き届いているバリ庭園

「肝心の美術館はどこ~?」と迷ってしまいそうですが、ちゃんと案内が出ているのでご心配なく。
まずは伝統的な絵画を集めた「バレ・ダジョ」へ まずは伝統的な絵画を集めた「バレ・ダジョ」へ まずは伝統的な絵画を集めた「バレ・ダジョ」へ

まずは伝統的な絵画を集めた「バレ・ダジョ」へ

バトゥアンスタイル バトゥアンスタイル

バトゥアンスタイル

「バレ・ダジョ」の中に入るとまずはバロン(ヒンドゥー教の正の象徴)の大きな絵画が目に留まりました。入口付近では伝統的なバトゥアンスタイルといわれる手法の絵画が中心に展示されています。もともとはモノクロが主流だったけれども、近年ではアクリル絵具を使った色つきのものも増えてきました。特徴としては、細部にまでこだわりが感じられるキメ細かさ。おどろおどろしい感じの絵もありますが、この絵は比較的新しいのか、飛行機まで飛んでいてユーモアが感じられますね。おじいさんは村の長老かバリアン(魔術師)なのでしょうか。お香の煙が生き生きと表現されていて臨場感が感じられます。
さらに奥へ

さらに奥へ

日本でも有名なモコ氏の絵画

日本でも有名なモコ氏の絵画

棚田と椰子の木の風景

棚田と椰子の木の風景

バリ舞踊を描いた絵画 バリ舞踊を描いた絵画

バリ舞踊を描いた絵画

細部まで描かれているのには本当にすごい!と驚かされます。踊り子たちの目の動き、体の線など・・・あらゆるところにバリの文化が表現されています。
ヤングアーティストスタイル ヤングアーティストスタイル

ヤングアーティストスタイル

こちらは市場やお土産屋さんなどでも見ることのできるカラフルな色使いが特徴のヤングアーティストスタイル。最初にバリに来たときにお土産で買いました。もちろん、アルマ美術館で展示されているものはお土産屋で売っているものとはぜんぜんレベルが違います!人物もすべて黒の枠で囲んであるのも面白いですね。

さて、この先はバリ島の芸術を愛し、バリ芸術継承の草分け的存在といっても過言ではない、ロシア生まれのドイツ人画家ウォルター・シュピースの作品です。音楽家でもあったシュピースはケチャダンスの知られざる創作者でもあるのです。
1930年代にバリを訪れ、以後15年間にわたりウブドに在住 1930年代にバリを訪れ、以後15年間にわたりウブドに在住 1930年代にバリを訪れ、以後15年間にわたりウブドに在住

1930年代にバリを訪れ、以後15年間にわたりウブドに在住

シュピースの数々の作品(復刻版) シュピースの数々の作品(復刻版) シュピースの数々の作品(復刻版)

シュピースの数々の作品(復刻版)

チャロナラン(1930年)

チャロナラン(1930年)

バリ島に限らずいろいろなテーマの作品がありましたが、バリの伝統的な画法とは違い、シュピース独自のスタイルで描かれたバリの風景が印象的でした。特に「チャロナラン」のオリジナル絵画は必見!
2階への階段前に展示されているバロンの獅子舞

2階への階段前に展示されているバロンの獅子舞

広々とした2Fスペース

広々とした2Fスペース

1Fの展示品と比べると小さな規模の作品が多かったのですが、伝統的な手法を使いつつもユニークな絵画などが多くあるので、なかなか見ごたえがあります!
思わず噴出しそうになった男の子の行動

思わず噴出しそうになった男の子の行動

ラーマヤナ物語から

ラーマヤナ物語から

じっくり見ると最初の建物だけで1時間以上はかかるかも知れません。さて、次は現代アートが中心の「バレ・ダウ」に移動。ついでに休憩がてらお庭を散策してみました。
「バレ・ダウ」の入口

「バレ・ダウ」の入口

広々とした館内

広々とした館内

モダンな風景

モダンな風景

必見の「ジャワの貴族と妻の肖像」

必見の「ジャワの貴族と妻の肖像」

19世紀のジャワ人画家、ラデン・サレの最高傑作としてオークションでも高い評価を受けた作品です。アルマ美術館のシンボル的な作品としても広く知られています。
出口

出口

最後はリゾート内のカフェでひと休み。コーヒーか紅茶が一杯無料でいただけます。見ごたえたっぷりの美術館なので、じっくり見ようと思うと2時間くらいはあっという間に経ってしまいそうです。時間に余裕があれば、ホテルのお庭を見学してもいいかも知れません。
最後にアルマ美術館ではバリ芸術のワークショップの受講も可能です。コースはバリ絵画、ガムラン演奏、木彫り、バリ舞踊、バリ料理、バティック制作、銀ジュエリーなど幅広く、1回につき時間は2、3時間ほど。料金にはウブド内のホテル送迎が含まれていますが、コースは前日までに要予約だそうです。芸術の村、ウブドでのんびりとバリの伝統芸術に触れるのもなかなか良さそうな過ごし方ですね。思い出作りにもおすすめです。

以上、バリ島ナビでした。

記事登録日:2010-02-02

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スポット登録日:2009-04-03

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