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バリ島の自然が紡ぎ出すゆったりとした時間の中から生まれたやさしい石鹸の専門店。

こんにちは、バリ島ナビです。バリ島で力強く生息する椰子の木。その実から採れるココナッツオイルをベースに作られる自然な石鹸が、今やバリ島の代表的なお土産といって言いほどになりました。その種類も多いけれど、ブランドもたくさん。近ごろは普通のスーパーでも色んな種類が置いてあります。現地のバリ人は体臭が強いので微香の自然派石鹸はあまり人気がないようで、鼻を直撃するような強い化学的な香りの付いた石鹸のほうが好まれるようです。バリ島では水があまり浄化されていないので、雑菌なども多く強力な洗浄力とか、除菌効果などの薬品的な役割の石鹸のほうが効果があるのかもしれませんが、やはり直接肌にも触れるし、生活の中で一番身近にある石鹸くらいは何が使われているのか素材がわかる、安心して使えるものを選びたいですよね。
ウブドのサッカー場に面したデウィシタ通りに2004年11月にオープンしたオーガニックソープ専門店のKOU 「コウ」。ここにある石鹸はどれも、天の恵みを受けて育ったオーガニック材材を使用して、加熱せずにじっくりと時間をかけて石鹸を熟成させる昔ながらのコールドプロセス製法という作り方で、ひとつひとつ丁寧に作られているのだそうです。バリ島で取れるオーガニック素材や植物から作られるエッセンシャルオイルを専門家が効能を 考えてブレンドしているそうで、勿論、防腐剤や保存料、合成界面活性剤などは無添加の自然に優しい石鹸です。
「コウ」があるデウィシタ通りというのは、元もと小さなお店が多いのですが、やはり「コウ」もとても小さいんです。それでも確実に他のお店とは違う輝きを放っています。たくさんあるバリ島の石鹸ですが、この「コウ」の石鹸はここのお店でしか手に入りません。偽りのないものを作っているからこその自信のようなものが、この白い小さなお店に人を引き付ける魅力を宿らせているような感じがします。
「コウ」「KOU」というお店の名前は「香」から由来しているそうで、なるほど、店内に入るとふんわりとやさしい香りに包まれます。自然の営みの中で育まれた素材から生まれる香りだから、色いろな香りが交じり合っても喧嘩することなく、調和し合っています。
とても清潔でシンプルだけれど冷たさがなく、至るところにセンスの良い心細やかな、訪れた人を癒してくれるような配慮が感じられるから、落ち着いてゆっくりとお気に入りの石鹸を選べます。
「コウ」の石鹸はどれも香りをテストすることができます。

KOUホワイトニングシリーズ

ジャスミンホワイト 2万7000ルピア
インドネシアで古くからホワイトニング効果があるとされる「バンクァン」という球根とポリフェノール色素たっぷりの「マンゴスチンエキス」を配合。香りにはジャスミンを使用し、エキゾチックで贅沢な香りを楽しみながら美白効果も期待できる石鹸です。

ローズホワイト 2万7000ルピア
インドネシアで古くからホワイトニング効果があるとされる「バンクァン」という球根と老廃物や余分な皮脂を取り除く効果があるとされる「ピンククレイ」を配合。香りは華やかで清々しいローズゼラニウム。美白効果はもちろん、乾燥やかゆみ、湿疹などの肌のトラブルにも効果があるといわれる石鹸です。

KOU モイスチュアーシリーズ

スイートオレンジ 2万ルピア
「ブラウンシュガー」の保湿成分で肌をしっとり洗い上げるモイスチャー効果の高い石鹸。
「オレンジ精油」配合で甘く爽やかな香りが気分をリラックスさせ心に安らぎを与えるでしょう。

バニラヘブン 2万ルピア
まるでお菓子のようなバニラの甘い香りが特徴の「蜂蜜」と「粉ミルク」が配合されていて思わず食べてしまいたくなるようです。保湿効果が高く、泡立てると、きめの細かい肌に吸い付くような泡の質感が楽しめるやさしい石鹸です。

KOUフレッシュシリーズ

ミンティーグリーン 2万ルピア
「キュウリエキス」がほてった肌を落ち着かせる収れん作用と「ペパーミント精油」の爽快で清涼感あふれるクールな香りが夏向きの石鹸です。メントールの香りは気分をすっきりさせ筋肉痛や神経痛、冷却作用、鎮痛作用に優れていて抗菌作用もあるそうです。更にクレイの中でも特に殺菌作用、洗浄作用に優れるといわれているフレンチグリーンクレイも配合されていてオイリー肌やにきびでお悩みの方にもオススメです。

レモンティートゥリー 2万ルピア
収れん作用と殺菌効果に優れ、ニキビ、しみ、そばかすなどの肌のトラブルに万能効果がある「レモン精油」と免疫を高め殺菌、消毒、消臭作用にも効果がある「ティートゥリー精油」を配合したオイリー肌や肌トラブルにお悩みの方にオススメの石鹸です。

KOUプレミアムシリーズ

プレミアムフランジパンニ 3万5000ルピア
バリ島を代表する花と言われるフランジパンニの贅沢な香りと「ホホバオイル」を配合したリッチな石鹸です。

プレミアムチュべローズ 3万5000ルピア
夜に甘くゆるやかに香るチュべローズの花、インドネシア語では(スダップ・マラム)と言って月の下で香る花と珍重されるロマンチックな香りを心行くまで楽しめる「ホホバオイル」と「蜂蜜」配合の滑らかな泡立ちの石鹸です。

香りを試してはみたけれど、どれにしようか迷ってしまったらキャンディーサイズで色いろな香りをトライしてみましょう。キャンディーサイズの石鹸はレギュラーサイズの6種類のラインアップでジャスミンホワイトとローズホワイトがひとつ9000ルピアでそのほかの4種類はひとつ6000ルピアです。ロンタルバスケットに入ったキャンディーソープ6個セット(5万8000ルピア)はお土産にピッタリです。
気に入った石鹸を自分でチョイスしてロンタルバスケットや紙の箱に入れて特別な人へのお土産にするのも素敵ですね。ギフトセット用ロンタルバスケットは白と黒の2種類で1万6000ルピア。紙の箱は石鹸が6個入るものが2万1000ルピア、4個入るものが1万3000ルピアです。

お土産用に、
レギュラーソープ6個セット(紙の箱入り 15万2000ルピア)
レギュラーソープ4個セット(紙の箱入り 9万2000ルピア)
ベビー・リネン・バックセット(3万2000ルピア)
日本でもお買い物に携帯やお財布を入れるのに活躍しそうなキャンバスバックの中に150グラムのバスソルトとフォーミングネット、モイスチュアーシリーズ、フレッシュシリーズのいずれかひとつのレギュラーサイズの石鹸ひとつと、キャンディーサイズの石鹸2種類が入って、ミニバックセットのお値段は「7万8000ルピア」石鹸は好みのものを選ぶことができるので、石鹸の種類によってセットの値段も変動します。

お好みの香りが見つかってそれだけ欲しいという方には、量り売りもあります。
左からジャスミン(250ルピア/g)、ローズ(250ルピア/g)、スイートオレンジ(200ルピア/g)、バニラヘブン(200ルピア/g)、レモンティートリー(200ルピア/g)

左からジャスミン(250ルピア/g)、ローズ(250ルピア/g)、スイートオレンジ(200ルピア/g)、バニラヘブン(200ルピア/g)、レモンティートリー(200ルピア/g)

お得感のあるバリューパックは種類や重量がその時どきによって変化します。

お得感のあるバリューパックは種類や重量がその時どきによって変化します。

この袋に石鹸を入れて洗うと驚くほど泡が立つというファーミングネットは7000ルピア。

この袋に石鹸を入れて洗うと驚くほど泡が立つというファーミングネットは7000ルピア。

ジェンガラのケラミック工房とコラボレートしたソープディッシュもシンプルながらセンスが光る品。「コウ」の石鹸ととてもよく馴染んでいます。色は白と黒があります。紙の箱に入ったギフトセット(14万9000ルピア)もあります。

ソープディッシュのみは10万2000ルピア。バリ島で活躍されるガラス工芸の鳥毛清喜さんの作品というガラスのソープディッシュもさわやかな清涼感が漂っています(6万5000ルピア)。オイルポットもありますよ(10万ルピア)。
バリ島の自然塩生産地として名高いクサンバの塩を使ったバスソルトは白か黒のロタンのかご入りで3万ルピアです。ラベンダー、オレンジ、レモンの3種類があります。
石鹸のパッケージのモチーフと同じポストカードは3000ルピア。ウッドポストカードホルダーは1万5000ルピア。お買い物した品はこのオリジナルショッピングバックに入れてもらえます。
「コウ」の店員さんはみんなとても丁寧な日本語で親切に商品の説明やオススメの紹介をしてくれます。制服もお店の雰囲気にピッタリ合っていてかわいいですね。

「コウ」ではお店に行って石鹸を選びたいけれど旅の時間が限られていてお店を訪れられない、お土産を沢山持ち歩くのは大変だ、ゆっくりしたいけれど時間がない・・・などの悩みに対応してくれる便利なデリバリーサービスがあります。

注文
オーダー金額合計が「20万ルピア」以上から。配送先は滞在しているホテルのみ。

配送手数料
ウブド内「1万5000ルピア」、ウブド近郊「2万ルピア」、サヌール「3万ルピア」、クタ・レギヤン「4万ルピア」、ヌサドゥァ「4万ルピア」。
時間外の配送にはこの手数料に加えて割増料金が加算されます。
ウブド内、ウブド近郊(9:00-17:00以外)「+3000ルピア」、それ以外の地域(10:00-16:00以外)「+5000ルピア」。

注文の手順
1. 「コウ」の商品デリバリーサービスオーダーフォームに欲しい商品を記入する。
2. オーダー日本直通番号に電話するか、姉妹店の「コウキュイジーヌ」にファックスする。
3. その後「コウ」から確認の電話かファックスがくる。(16:00までに受け付けた分は当日中、午後4時以降の受付分は翌日)
4. 受け取りとお支払い 指定した配達日に滞在しているホテルへ届けてくれます。お支払いはその場で。支払いは商品と引き換えでインドネシアルピアの現金のみで、クレジットカードやトラベラーズチェック、日本円などは受け付けてもらえないので注意してください。

KOUデリバリーサービスオーダー
日本語直通電話番号 08158887940(問い合わせもこの番号で)
ファックス番号 0361-972319(これらの番号はインドネシア国内通話の番号です)


太陽が燦さんと輝き、緑がいつも濃い色を放ち、風がそよ吹きゆったりと雲が流れる、そんなバリ島ですが、文明がどんどん発達してゆく中で、バリ島の人びとの生活も急激に変化していて今やゴミや水の問題は他の国と同様大きな問題になっています。昔は稲で髪を洗ったり、米粉で顔を洗ったりしていたのに、文明社会から排出される大きなスーパーで売られる合成界面活性剤が主成分のシャンプーやボディソープを好んで使うようになりました。即効性もあるし、香りも長持ちして、何だかとても良いと、錯覚してしまうのも仕方がありません。でもアレルギーを持つ人が多かったり、子供たちの喘息やアトピーがとても増えていることをだんだん無視はできなくなってくるでしょう。便利にすぐにキレイになったと思っていたら、本当は自然を破壊して人にも良くなかった、と再びバリの人びとが気付くまでにはもう少し時間が必要なのかもしれません。そんなことを言っているバリ島ナビですが、バリ島に住み着いたころは強力な除菌洗剤で床拭きをしたり雑菌から守るボディソープなどを好んで使用していました。それから10数年、今では手がアレルギーでボロボロに。シャンプーは身体に良くないからと石鹸で髪を洗うことにしてはみたものの、綺麗になろうと足しげくビューティーサロンに通って色を染めたりパーマをかけた髪は自然の石鹸で洗うとゴワゴワになるばかり。石鹸に効力がないのではなく、いかに自分の身体が薬品に侵されているのか実感しました。だからこそ今、何を選ぶのかがとても大切なことだと思います。「コウ」の石鹸は形が少しずつ違ったり、湿気が多いとカビてしまったり、水に溶けやすくてすぐなくなってしまったりします。でもそういうこは悪いことではなくて、本当はそういうことこそ自然でやさしいことなのではないでしょうか。以上バリ島ナビでした。

記事登録日:2010-05-18

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2010-05-18

利用日
女性 男性

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