サヌールの町中にあるローカルマーケット。朝は地元の人で活気あふれる朝市、夜は屋台が建ち並ぶナイトマーケット。観光客でも気楽に楽しむことができます。
こんにちは!バリ島ナビです。近年、バリは癒しのスポットとして、ガイドブックなどで取り上げられていますが、ここバリもやっぱりアジア!一本裏通りに入れば、日本のカルチャーとは全く異なる世界が広がります。怪しかったり、シュールで笑える光景を目にしたり、恐る恐るトライしたB級グルメが案外美味しかったり・・・そんなアジア的体験をしたい方にお勧めなのが、市場です。今日はリゾートエリアにありながらも、しっかり地元民の生活を垣間見ることができるサヌールのシンドゥ市場の朝と夜の模様をご紹介します。
モーニング・マーケット
朝市は地元の主婦の台所。バリにも今や、便利な大型スーパーマーケットもたくさんありますが、やはり新鮮でより安い食材を買い求めるために、地元サヌールの主婦たちの市場利用率はまだまだ高いようです。日も昇らぬ朝5時からおばちゃんたちの強烈パワーさく裂の朝市。観光客がその光景にあっけにとられていると、「邪魔!邪魔!」と蹴散らされることもしばしば・・・そんなサヌールの市場ですが、今年に入って大幅改装されたところなので、ナビも久々に足を運んでみました。
朝市は敷地の一番奥にある大きな建物です
以前は汚いトタン屋根の出店が所狭しと、軒を連ねていましたが、今は雨天にも対応できるよう体育館のように大きな建物に整然と集合。ちょっと昔のアジアっぽさには欠けますが、これ、サヌール村がより清潔な環境を・・・と大きなリノベーションをしたのだそう。開発ばかりが目につくバリで、村によって市場がきちんと守られているのはいいことだな~とナビも感心。床もコンクーリトになり、食べ物とそうでないものとで、エリアも分けられ、生活が向上していっているのだな~という印象を受けました。
広くてびっくり
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販売するものが一応エリア分けされています。(でもやっぱり、ちょっとぐちゃぐちゃでしたが(笑))。
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新しくなった市場内をぶらぶら・・ちなみに今回は朝9時頃の朝市の風景なので、市場のおばちゃんたちもひと仕事終えた感が見られます。そんな光景を以下に写真でご紹介します。
市場で、特にバリらしいといえるのがお供え系売店の多さ。不思議グッズがたくさんあります。
朝市では市場の内外で、軽食やコーヒーなども飲めるワルンと呼ばれる屋台や小売店も多くみかけます。
ナイト・マーケット
さて、時は夕刻。日が暮れるころ、今度は夜の屋台がオープンするシンドゥ市場。シャワーを浴びた家族連れが外食やブンクス(テイクアウト)する光景、初めて目にする食べ物に挑戦している外国人観光客で毎日活気溢れています。B級グルメの宝庫のナイトマーケット、そんな一面を写真でご紹介します。
ぶらぶらしていたナビもいよいよ腹ペコ。いろいろ目移りした結果、アヤムゴレン(トリ肉を揚げたもの)の屋台で夕食にすることに。
さて、軽くご飯を済まして次はデザートを物色。今宵のデザートは亀ゼリーや海藻が原料のゼリー系のものに果物とかき氷をまぜ、上からたっぷりの練乳をかけたエスチャンプルに決定です。怪しい緑のデザートがでてきました。
続いて悪ノリして、ジャムースタンドへ。ジャムーはインドのアユールベーダを起源とするインドネシアの漢方。病気はもちろんのこと、痩せる、肌をきれいにする、筋肉増量、精力アップなど美から、シモ系の悩みや欲望までもあらゆることに対応し、なおかつ全て自然のものからできているんです。またそのパッケージもシュールでかなり面白いので、市場では是非、チェックしてみましょう。今回は、特に体調にも問題がなかったので、お兄さんに、「女性に良い無難なもの」を選んでいただきました。
お味は・・・たいていのジャムーがそうであるように、超飲みずらいです。良薬口に苦し・・・と自分に言い聞かせ、一気飲み。すぐに小さなグラスに入ったしょうが湯で口をさっぱりさせます。(このしょうが湯があまくておいしい!)急に血行が良くなり、とりあえず健康になった気分になれます。
ジャムーにしょうが湯、朝鮮ニンジンの錠剤とお口直しのキャンディーで一セット
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怪しいパッケージングが笑えます
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ナイトマーケットは食べ物以外にも様々な出店がでているので、食後にブラブラするのも楽しいですよ。
ここで紹介しただけでも結構、生活に必要なものが揃ってしまいそう。これらがみんな野外で売られていて、ちょっと夏祭りを思い出しました。でもさすがに夏祭りでも下着は売ってないっか。
皆さんにも怪しいアジアな雰囲気を楽しんで頂けましたでしょうか?本当のバリの姿を体験しに是非、市場に行ってみましょう。きっとインパクトある体験ができるはず!以上、バリ島ナビでした。