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ワインセレクションも充実。アジアの食材とヨーロピアンレシピの幸せな出会いを楽しむレストラン。

こんにちは!バリ島ナビです。今でこそ、世界各国のおいしいお料理をあれこれいただくことができるようになった、バリ島、ウブドですが、実はウブドの「おいしいレストラン」の歴史は、そんなに古くないんです。20年くらい前のウブドには、旅行者が楽しめるようなレストランは本当に数えるほどしかありませんでした。その頃のウブドのレストランといえば、「村の料理上手」で知られたお母さんが、見よう見真似で欧米人の口にあうようにアレンジした料理を出す、といった店ばかりで、定番ナシゴレンやミーゴレン、それに温野菜サラダのガドガドや、ピーナッツソースで頂く焼き鳥サテ、そんなインドネシア料理を外国人の口に合うようにアレンジして提供していました。1990年代のはじめ頃、ぽつぽつと出来てきたのが、「外国人とジョイントして、本場仕込みのレシピで、欧風料理を提供するお店」。イタリア人仕込みのパスタをいただけるお店や、アメリカやフランス仕込みのケーキやパンが評判になったものです。
でも、この時代はまだまだ「欧米人の料理のレシピをそのままなぞる」お店がほとんどでした。そんな時代を経て、いよいよグルメブームの到来。バリ島の片田舎の村だったこのウブドもそのあおりを受け、オリジナルな料理を提供するレストランが登場しはじめたのが2000年代はじめのこと。そして今日ご紹介する「ラマック」は、そんな、ウブドのレストランエポックメイキングな存在と言えます。
ラマックというのは、椰子の葉を編んで作るバリヒンドゥーの供物の名前。ウブド一番の賑やかな通り、モンキーフォレスト通りに位置するこのレストランは、ウブドのランドマークともいえるサッカー場から歩いてすぐ。とてもアクセスしやすい場所にあります。

入り口には、レストラン名である椰子の飾りラマックを模したデザインのステンドグラスでできた看板が置かれています。注意しないと見逃してしまいそうな間口の小さなお店ですが、中に入るとその広くゆったりとしたスペースに驚きます。1階はテラス形式のレストランスペースとバーコーナー、そして2階はオープンラウンジ形式のレストランスペースと、エアコン完備のダイニングルーム、そしてワインセラーまであります。
このレストランを設計したのは数々のバリをはじめ世界中の高級ホテルやセレブたちの別荘の設計を手がけたオーストラリア人デザイナー、マデ ウィジャヤ氏。特に「ラマック」の設計はトラディショナルとモダンの融合をイメージしたそう。古い木材や木の彫刻など、インドネシアの伝統的な素材をところどころに取りいれてはいますが、テーブルカラーはスカイブルーや赤などの現代的なビビッドカラー。それがけっしてちぐはぐではなく、調和して不思議に居心地のいい空間を作り出しています。どの席に座っても「絵になる」レストランなのです。
1階にはオープンスペースのバーコーナーがあります。夕方から、ここでちょっとアペリティフなどいただくのが、実に「雰囲気」ですね。そして2階には、いつも適正な温度に保たれた、ワインセラーが。イタリア、フランス、オーストラリア、チリなどのワインコレクションも実に豊富に揃っています。
お待たせいたしました。それでは、ラマックの、おいしいお料理の数々をご紹介いたします。

まずは「オリエンタルサラダ」。いろいろなオーガニックリーフのサラダと、しゃきしゃきのもやしに、ほんのり甘い枝豆、そしてぴりりと胡椒風味を利かせてパン粉で揚げたお豆腐を、なんとお味噌の風味のソースで合えた、一皿。まさに、アジアとヨーロッパのコラボレーション!
次は「チキンキーブ」と「ポークフィレのパンチェッタ巻き」
どちらもたっぷりのマッシュポテト添えで大満足のボリューム。チキンキーブは、鶏胸肉の中にハーブバターをたっぷり詰めて、さらにそれをパイ皮で包んで焼き上げた一品。パイ皮にナイフをいれると、じわーとしみだすハーブバターの塩加減が絶妙です。パンチェッタで包んだポークフィレ肉は、風味豊かな赤ワインソース添えです。
「蟹のグラタン かぼちゃのラビオリ添え」
クリーミーなホワイトソースに包まれたグラタンを一口ほおばると、口の中いっぱいに広がる蟹の風味。幸せな白いお料理に、まっかなお皿のコントラストも印象的です。
パスタを二品、ご紹介しましょう。オッレキエッテとフェットチーネです。フェットチーネはクリームソース仕立てで。パルマハムの塩味がアクセントになって、そこにルッコラの爽やかな苦味が深みを添えます。オッレキエッテもクリームソース仕立てですが、こちらのソースにはなんとほんのりとココナッツミルクの風味が。こぶみかんの葉っぱが散らしてあって、またしても、アジアとヨーロッパの幸せな融合ににっこりしてしまうお料理です。
最後はラムラック。口の中でとろけるようなお肉。これがラム?とびっくりしてしまうくらい、本格的に味わい深い上品な一皿です。
おいしいお料理を堪能したら、次は幸せなスイーツとの出会いの時間。お店のオススメは、注文を受けてから焼き上げる「スフレ」。メニューには、「20分お待ち下さい。」とあります。
もちろん、待ちますとも。ラズベリー、ブルーベリー、チョコレート、バニラのソースはお好みで。待つこと20分、ふわふわに焼きあがったスフレの登場です。あつあつのスフレにスプーンを入れると、たちあがる卵の甘い香りに思わずよだれが、あ、失礼しました、笑みがこぼれます。
チーズケーキや、チーズのムースも、食べてしまうのがもったいないくらいの、こんなに心そそる盛り付け。
「ラマック」では週替わりのコースメニューがあります。アペタイザーから始まって、アントレ、スープと続き、口なおしのグラニテのあと、メインのお料理、そしてデザートというこのメニューは、たくさんの種類のお料理を、少しづつ食べてみたい、という人にはぴったり。お値段も、単品でそれぞれ注文するよりもかなりおトクになっているようです。どれもこれもおいしそうで、選べない!という時は、コースメニューをどうぞ。

いまや世界に名だたる観光地ウブド。そのウブドの中心で、世界中から訪れる食通たちを満足させている「ラマック」。欧米レシピとアジアの素材の幸せな出会いから生まれた「ラマック」のお料理は、まさにここ、ウブドでなければ味わえません。こんなおいしいお料理が、世界の片田舎、ウブドでも味わえるようになったのか、と、バリナビもおおいに感激してしまいました。とっておきのウブドの夜、ぜひあなたも、「ラマック」のディナーで幸せな時間を過ごしてください。

以上、バリ島ナビでした。

記事登録日:2009-06-24

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2009-06-24

スポット更新日:2010-11-17

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