9&10月のバリ島 【2015年】

9~10月のバリ島はどうでしょう?

アパ・カバール、バリ島ナビです!今年は7月にバリ・ヒンドゥー教のお盆に当たるガルンガン・クニンガンが。そしてイスラム教の断食明け大祭が続けてあったため、バリはなんとも慌ただしい雰囲気でした。そして8月に入ってからはサマー・ホリデーでバリを訪れる外国人旅行者が一気に増えて、街のあちこちで旅行者が見かけられる、一年の中でも特に賑わうシーズンでした。9月に入ってからは、一旦落ち着きを見せるものの、ピークシーズンに比べるとチケット代金がかなりお安くなることもあり、長期滞在の旅行者が増える時期でもあります。気候的にも雨季が始まるのはもう少し先、まだまだ乾季の湿度が低く、過ごしやすい、旅行には快適なシーズンとなります。それでは9月から10月にかけてのバリ島、ご紹介していきましょう。

バリ島の気候と天気


【気温】
9月 最高31.4℃ 最低22.9℃ 
10月 最高33.6℃ 最低23.7℃ 

【降雨量】
9月  47mm 平均降雨日数 8日
10月  63mm 平均降雨日数12日

バリの暦


9-10月のインドネシアの祝日
■9月24日 イドゥル・アドハ1436年
イスラム教の犠牲祭。メッカ巡礼最終日に当たる日。祈りを捧げた後に神様への生贄である家畜を殺生し、捧げます。

■10月14日 イスラム暦1437年新年

イスラム暦の元旦


■2015年9-10月の満月: 9月28日、10月27日
■2015年9-10月の新月:9月13日、10月12日

バリ暦3番目の月「サシ・クティガ」は9月13日まで。バリ暦4番目の月「サシ・カパット」は9月14日から10月12日まで。10月13日からはバリ暦5番目の月「サシ・クリモ」が始まります。

9-10月のバリ島の祝日
■特に大きな祝日はありません。

バリ島知っ得情報!


バリと言えば南国、南国と言えばココナッツ!バリでの食事のお供にはココナッツジュースがピッタリ!そのココナッツ、実は飲むだけではなく、『捨てるところがない、全てが使える木』なんです!

果汁はジュースに、果肉は絞ってココナッツミルクやお菓子の材料として使われます。殻は器や炭に、葉っぱは屋根に、幹は建材にと、ココナッツの木は余すところなく活用できる素晴らしい木で、バリの生活には切っても切れない大切な木なのです。

そんなココナッツですが、ここ何年か世界中から注目されるようになったのが『ココナッツ・オイル』。今回はそのココナッツオイルに注目してみたいと思います!

ココナッツオイルの搾取の方法は3つ。

1.加熱することによって油を抽出する。
2.発酵によって抽出する。
3.加圧によって抽出する。


バリの一般家庭でポピュラーなのが1の加熱によって抽出する方法。そうなんです、バリでは昔から調理に使うココナッツオイルは各家庭で作られているんですよ!現在では都市部では市場やスーパーで購入するようになっていますが、田舎ではまだまだ自家製ココナッツオイルを作っている人がいっぱいいます。また、ローカル・スーパーで売られているものは、ココナッツオイルではなくパームオイルがメインなので購入時にはラベルをよく見て要注意!


自宅の庭や近くのココナッツ林でココナッツの実を採るのは男性の仕事。スルスルッと木に登り、ドスドスとココナッツの実を落とします。そして、まずはココナッツの熟した果肉をすりおろすところからココナッツオイル作りの工程は始まります。

すりおろしたココナッツは、水と混ぜて濾し、ココナッツミルクに。それを火にかけることによって油と水が分離し始めたら、浮かんだ油のみを取り出し、ココナッツオイルの完成~!

今注目を集めているヴァージンココナッツオイルは、2の方法で、すりおろしたココナッツの果肉を水と混ぜて濾過した後、発酵によって油分を自然に分離させるのです。3の加圧法は、ココナッツの果肉をそのままプレス機に入れて、油分だけを抽出するというやり方。


ココナッツオイルで揚げたお肉はカリッと香ばしく、炒めものに使っても甘みのある香りがバリ料理らしく、とってもおいしい♪それ以外にも、バリではヘアオイルや傷の処置にも使われていますが、美容や健康にも効果があるということで、今や世界中で注目されているココナッツオイル。バリにいらした際には是非ゲットしてみてくださいね。以上バリ島ナビでした、サンパイ・ジュンパ~!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2015-08-26

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