バリ東部のバリ・アガの村「トゥガナン」はアタ製品が有名で、文化や風習などもとても独特。最近頻繁に足を運んでいるのですが、ナビが気になったのはその生活スタイル。
スロンディン奏者であり、家具や雑貨を作るアーティストっぽいワヤンさんのお宅は全てトゥガナン周辺で手に入るもので作られているそうです。
壁は竹、床は「ジャカ」という黒いココナッツの木を利用していて、外壁は石と土で。
トゥガナンの自然を利用して作られる雑貨にもこだわりがあり、見ているだけでなかなか面白い!
メインはジャカの古木で作られる家具の製作ですが、これもすでに枯れてしまった古木のみを使うそうです。
奥さんの織るトゥガナン独特の織物「グリンシン」は木の皮や根っこを染料として使っています。
そして飲み物も、木の皮をお湯に入れるとできあがるピンクの飲み物「テー・チャン」を毎日飲んでいるそうです。目や血圧にいいとか。(このマドラーもなかなかステキ!)
お酒だって、ヤシから作られるトゥアックを飲むし、今まで気にしたことはなかったのですが、こんなに自然と共に生きるトゥガナン村の人々の生活、ステキですね。
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記事登録日:2011-08-31