先週ウブドでは「合同葬儀(ガベン・マサル)」が行われました。輪廻転生を信じるバリ・ヒンドゥー教の通過儀礼の中で、一番大きく豪華な儀式なので、費用もたいへんなもの。葬儀の準備ができない場合は一旦埋葬して、費用が準備出来た時点で葬儀となります。
お葬式は、カーストによって使われるものが少し変わります。これは故人を火葬場まで運ぶ塔ですが、階級によって塔の高さが違い、名前も「ワダ」、「バデ」と変わってくるんですよ。
それにしても豪華なお飾り!
村から火葬場まで運び、焼かれるのですが、火葬場ではこんなにたくさんの人たちが今か今かと待っています。
遺体はこの立派な牛のハリボテと一緒に焼かれます。こちらも階級や亡くなった歳によっても変わります。
村からの行列がスタートしましたよ~!
せまい道を電線を避けながら火葬場へ向かって進みます。
そして遺体は一瞬にして炎の中に。後日遺骨は海にまかれます。
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記事登録日:2012-08-17