ウブド市場に行ってみよう!

ウブドに来たなら、ぜひ体験して欲しい!日用品からお土産まで何でも揃うウブド市場でレッツお買い物!!

アパカバール、お元気ですか?バリ島ナビです。

ウブドの観光名所と言えば、ウブド市場。地元の人から観光客まで利用するウブドの中心的存在です。場所もウブドの一等地、王宮の向かい側の一角をドーンと占めています。ウブドと言えば、日本人に人気の癒しの地でしたが、近年は台湾、韓国、そしてジャカルタからの観光客が連日大型バスでやってくるようになりました。あまりにも渋滞がひどくなり、最近では大型バスの出入りが禁止になりました。

■朝の様子

ウブドの朝は早いです。地元に人向けの朝市は早朝まだ日が昇る前から、野菜などを積んだトラックが次々とやってきて準備が始まります。

取れたての野菜や果物がいっぱい!
バリの女性は皆早起きで、朝5時過ぎには市場にお買い物にやってきます。一日に必要な分だけを購入するのがバリ流。熱帯気候で傷みやすいので、その日のうちに料理して食べるのです。バリ人のご馳走、バビグリンのナシチャンプルの屋台もあります。
雨季のこの時期はフルーツがとてもおいしいんです。特にマンゴスチン、マンゴー、そして果物の王様とも呼ばれるドリアンが食べごろ。マンゴスチンは食べ過ぎると腹痛を起こすと信じられているので、バリ人はあまり食べませんが、日本人には人気があるフルーツです。ドリアンは匂いが強いため好き嫌いが分かれますが、買って帰ってもホテルの部屋で食べられないところもあるので要注意です。ちなみに蛇の皮みたいなスネークスキンフルーツ(インドネシア語でサラック)は下痢に、パパイヤは便秘に効くらしいです。
バリならではのヒンドゥー教のお供え物も生活には欠かせません。
バリ・ヒンドゥー教は一日何回お祈りしないといけないという規則はないのですが、一日3回するのが好ましいようです。市場やお店などでは、少なくとも朝夕の2回、チャナンと呼ばれるお供え物を捧げてお祈りします。チャナンはすべて手作りで、ヤシの葉やバナナの葉を使ってできています。田舎の家では自分の家で使う分は家族で協力して作っているそうですが、実は市場でも売っています(10個でRp.2000-Rp.3000ほど)。お店やレストラン、ホテルなどでは買ったものを使うことがほとんどです。カラフルなお花を使っていて、見た目も美しい!そしてちょっとだけお菓子が乗っかっているのが面白い!

■昼~夕方の様子

朝市は9時過ぎくらいにはほぼ終了。これから夕方までは観光客がメインのお土産売り場の出番です。

バリのお土産なら何でもあります!市場では値段交渉が重要ですが、うまくすれば絶対安く買えるはず。なかなか「見るだけ」ではすまないウブド市場ですが、勇気を持ってお買い物してみましょう!ただし、粗悪商品も出回っているので、まずは自分の目で見てチェックするのをお忘れなく。
日本人に大人気のガムランボールもいっぱい!

日本人に大人気のガムランボールもいっぱい!

こんな大きな手のひらサイズのも!

こんな大きな手のひらサイズのも!

どれにしようか迷っちゃうけど、いい音色の自分だけの特別なガムランボールが見つかるかな?間違いなく町のシルバーショップで買うより値切れます。
観光客には人気のシルバーですが、実はバリ人はゴールドが好き。宗教儀式の際にもゴールドしか身につけません。
お姉さん:「今度のウパチャラ(儀式)のために新しいイヤリングが欲しいのよ。これ気に入った、いくら?」
おじさん:「どれどれ?これの値段は・・・」
おばさん:「あなた、負けてあげなさいよ!」
朝市は全然そういうことはなかったのですが、やっぱり観光客向けのショップは呼び込みが半端じゃないです。1秒でも立ち止まって見ちゃうと、絶対捕まります。そのときの一言はズバリ、「What do you want?」。そして商品を手にとって触っちゃったりしたら、「How many you want?」。最後に値段を聞いちゃったらアウト!「How much you want to pay?」と突っ込まれるのがオチ。
写真だけじゃなくって買ってよ!と聞こえてきそう・・・ 写真だけじゃなくって買ってよ!と聞こえてきそう・・・ 写真だけじゃなくって買ってよ!と聞こえてきそう・・・

写真だけじゃなくって買ってよ!と聞こえてきそう・・・

売り手も買い手も真剣勝負! 売り手も買い手も真剣勝負! 売り手も買い手も真剣勝負!

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おすすめのお土産

日本人に人気のアタ製品、木彫りの民芸品、香辛料、バッグ、サンダル、髪飾りなどのバリの代表的なお土産がすべて揃っています。値段はもちろん交渉次第!まじめな人には辛いかも知れませんが、やり取りを楽しむことがポイントです。
何も買わないつもりだったのですが、ビーズのかわいいサンダルに一目ぼれ。最初はバレバレの嘘と分かる「1つ500ルピア!」と言って誘い込み、途中から買ってもらえそうな雰囲気になると500円に変わるのだ。「ルピア?円なら500円でOK」と来た!「今さらとぼけるな!」と内心思いつつも、まさか500ルピアって訳がないのも分かっているし、サイズと履き心地がぴったりだったので、3万ルピアで購入しちゃいました。でも、もっと安くなったかも・・・しばらくして通りかかった中国人には2万ルピアって言っていたのを聞いてしまったぞ!詰め寄ったら「中国人だから・・・」との一言。ここはバリ。相手によって売値は変わるのが常識なのだ。

絵画のあれこれ

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昔はおじさんが描いているような伝統的な手法とスタイルが主流でしたが、最近は似たようなイラスト調のアクリル画や仏陀を描いたもの、そして抽象画が流行っているようです。もちろんお土産用のレプリカばっかりで、こんなにたくさん売れるものかと疑問ですけど。

ちょっと笑えるお土産

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中でも一押しは勝手に名づけた「操り虫」。通り過ぎると勧められるので、思わず手に取ってしまった!そしたらこれがなかなか面白い!まるで生きているかのように自動でくるくると動き回るんです。これはやった人じゃないと分からないかも。笑えるのは体格もいい外人カップルも「ノー」と言いつつもやらされているところ。彼らも思わず笑顔がこぼれていました。
さて、ウブド市場、他のアジア諸国の市場と比べるとちっちゃいのだが、いろいろ見るのに夢中になると小腹もすくはず。そんなときにはぜひバリのお菓子をお試しあれ!

バリ人は写真好き

日本人だと写真を撮られることに敏感になる人が多いですが、バリ人はカメラが大好き。逆にカメラを向けるとポーズをとったり、逆に写真撮って!と頼まれます。 
ルピアを使い切ってもご安心を。市場の中には両替ショップもありますよ。

■まとめ

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今回、市場を探索してみると、中国人や台湾人観光客が多いのに驚きました。値段交渉にシビアな中国人はバリ人にとっても手ごわい存在でもあります。高くふっかけようなら見向きもされず、今までの観光客価格では買ってもらえません。欧米人や日本人が大半を占めていたウブド市場にも少しずつ変化があるようです。最初の言い値の3分の1になることもありますので、辛抱強く交渉するのがコツです。そしてあまり欲しそうな態度を見せないこと。市場では同じようなものがどこでも売っているので、焦ることはありません。最初はコツがつかめず苦労するかも知れませんが、コミュニケーションを取るつもりで楽しみながらやってみてくださいね。

以上、バリ島ナビでした。サンパイジュンパ!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2009-04-03

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