ご当地コンビニ特集、これがおすすめ!

何かとお世話になるコンビニ、バリ島にもちゃんとありますよ~!

アパ・カバール、バリ島ナビです!今や私たちの生活になくてはならないコンビ二エンス・ストア、日本では毎日お世話になっているという人もいるのではないでしょうか?日本ほどではありませんが、バリ島でもコンビニはすっかり町の風景に溶けこんで、若者をはじめ地元の人たちの暮らしにも欠かせないものになっています。お店の雰囲気や品揃えも日本とほぼ変わりません。でも、そんな中でこれはインドネシア、バリ島らしいというものをピックアップしてご紹介しましょう。

◆飲み物

暑いバリでは、街歩きの時の水分補給は欠かせません。お水やジュース、スポーツ飲料にアルコール類まで何でも揃うコンビニは頼もしい味方です。ココナッツやマンゴーなど、南国らしいフレーバーのフルーツジュースが豊富なのは嬉しいですね。ビンタンビールもカロリーゼロやレモンフレーバーなど、バッチリ揃っています。そしてインドネシアならではのドリンクと言えば、ジャムー!インドネシアの漢方とも言えるジャムーは体調管理、健康維持のために今でも多くの人が愛飲しています。でもナイトマーケットや道端で売っているジャムーは衛生面などを考えると日本人にはちょっと抵抗がありますよね?昔ながらの健康の知恵が詰まったジャムーも今ではボトル入りの飲料としてコンビニで売っています。お味の方は、まあ、漢方ですからそれなりですが、インドネシアらしさはピカイチでしょう。
フルーツジュースはブアビタが一番ポピュラーです フルーツジュースはブアビタが一番ポピュラーです

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ビンタンビールは南国らしいさわやかで軽い飲み口 ビンタンビールは南国らしいさわやかで軽い飲み口

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Kirantiは美容に、Kaki Tigaは体がだるい時に良く飲まれています Kirantiは美容に、Kaki Tigaは体がだるい時に良く飲まれています

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◆スナックはとにかく豆!

飲み会のスナックを探し求めて夜中にコンビニへ、というのは良くあるパターンですよね。定番のポテトチップスも人気のスナックで色々な種類が置いてありますが、なんといってもこちらでは豆!スナックの王者は豆に決まりです。特にピーナッツは殻付き、剥いたもの、ガーリック風味などなど色んなバリエーションがあり、どれを選ぶか棚の前で長い間悩んでしまいます。カシューナッツやピスタチオなどのナッツもありますが、ピーナッツと比べるとお値段がかなり高いので人気の面でもピーナッツがダントツです。レトロ可愛いパッケージのものも多くて心がはずみます。日本のものと比べると小ぶりなインドネシアのピーナッツですが、味が濃くてクセになる美味しさです。ハニーローストなど甘い味付けのものもありますので、お酒のおつまみだけではなく、子どもたちのおやつにもぴったりです。
ポテトスナックも充実していますが ポテトスナックも充実していますが

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インドネシアならではのピーナッツをぜひ インドネシアならではのピーナッツをぜひ インドネシアならではのピーナッツをぜひ

インドネシアならではのピーナッツをぜひ

◆インスタント食品

インスタント食品の代表はなんといってもミーゴレン(焼きそば)、ミークア(汁そば)でしょう。昔は袋麺タイプが多くて、コンビニで調理して食べるというわけには行きませんでしたが、今ではカップ麺タイプもかなり増えていて、お湯をもらってその場で作ることができるようになりました。そしてナビが今回はじめて存在に気づいたのは、インスタントおかゆです。こちらでは朝ごはんの定番、チキン風味のおかゆであるブブール・アヤムがインスタントになって売っているんです。結構な推しアイテムらしく、棚にかなり沢山並べられていました。インドネシア、バリのリピーターさんへのお土産にブブール・アヤムはいかがでしょう?現地でしか食べられないと思っていたあのおかゆが日本でも食べられるとなれば喜ばれること間違いなしです。
楽チンなカップのインスタント食品はバリでもやはり若者が買っているようです 楽チンなカップのインスタント食品はバリでもやはり若者が買っているようです 楽チンなカップのインスタント食品はバリでもやはり若者が買っているようです

楽チンなカップのインスタント食品はバリでもやはり若者が買っているようです

◆パン

種類はそれほど多くありませんが、菓子パンや惣菜パンも日本風に柔らかくておいしいものが並んでいます。インドネシア最大のパンメーカーの主力ブランド、サリ・ロティのパンはおやつに大人気です。ランチパック風のパンには日本と同じ、チョコレートやピーナッツクリームなどの具に混じってサリカヤなる緑色のパンが。一瞬ぎょっとしますが、これは東南アジアに広く生育するパンダンの葉の緑から出たもの。ロールケーキなどの着色にもよく使われています。中身はいわゆるカヤジャムです。他にはチョコラケジュ(チョコレートチーズ)なんていうものも。実はこちらではチョコレート×チーズは一般的な組み合わせでローカルにはとても人気です。思い切って口にすると甘じょっぱい感じが日本人の味覚にも合うようで、在留日本人にもファンが多いんですよ。見つけたらぜひ試してみてくださいね。
キャプションサリ・ロティのパンは品質管理がきちんとしていて安心 キャプションサリ・ロティのパンは品質管理がきちんとしていて安心 キャプションサリ・ロティのパンは品質管理がきちんとしていて安心

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バリのコンビニは大抵お店の前や中にテーブルと椅子があって、買った商品はそこで食べたり飲んだりすることができます。気になるものを見つけたらすぐにひとつ買ってみてお試し、気に入ったらあらためてたくさん買うこともできますね。街歩きの休憩にカフェに入るほどではないけど、ちょっと水分や甘いものが取りたいというときにも積極的に利用してみましょう。

食べ物以外にも注目 ◆タバコ

喫煙人口の多いインドネシア、日本でもおなじみのブランドから、ガラムなどインドネシアらしいクローブ入りのものまでタバコの種類はコンビニでも豊富です。クローブ入りのタバコは独特な味で好みが分かれるところですが、この甘い香りにバリを感じる人も多いはず。まとめ買いして日本に持ち帰る方も多いのでは?タバコに関してとても寛容なインドネシアですが、パッケージの健康リスクを訴える注意書きは日本よりも深刻にタバコの害をアピールしています。インドネシアのタバコもインターナショナルブランドのものも、文章での警告に加えてとんでもなく衝撃的な写真付きなんです!タバコの健康に及ぼす影響を伝えたいという気持ちは十分過ぎるほど伝わってきますが。。禁煙したいけどついついタバコに手が伸びてしまうという方には、戒めの意味をこめてこんなショッキングなパッケージにするのもアリなんでしょうか。
引いてしまうほどショッキング&グロテスクなパッケージ 引いてしまうほどショッキング&グロテスクなパッケージ 引いてしまうほどショッキング&グロテスクなパッケージ

引いてしまうほどショッキング&グロテスクなパッケージ

◆薬

バリのコンビニはなぜか薬が大充実。日本ではドラッグストアや薬局でしか取り扱いできないようなものも簡単に手に入ります。胃腸薬、酔い止め、鎮痛剤、咳止め薬などなど、少々の不調なら薬のためにわざわざ病院に行かなくても済みそうな心強い品揃えです。薬以外にもシップやトローチ、そしてインドネシア人家庭には必ず一本はあるという万能オイル、ミニャックアンギンやミニャックカユプティと呼ばれるオイルはコンビニでも必ず置いてあります。かゆみ止め、メントール代わり、筋肉痛にと体に何か問題があればとりあえずコレを塗っておけと言われるぐらい、インドネシア人の絶大な支持を誇る常備アイテムです。効能がどの程度かはさておき、原料はナチュラルでスーッとしたさわやかな香りはリフレッシュにもってこいです。ロールオンタイプのものは持ち運びにも便利で、お土産にすると男女問わず好評です。他にインドネシアらしいものでは、ジャムーをシロップ状にして小袋にパックしたもの。風邪のひき始めなどはこれを飲んでよく休めば大丈夫、という「トラッ・アンギン」の黄色い特徴あるパッケージは薬コーナーでも目を引きます。ハチミツ入りの飲みやすい味や、トローチ状になっているものもありますので、バラマキ土産に良いかも。

バリでもコンビニの商品はスーパーマーケットなどに比べると若干高めに設定されています。大きなスーパーマーケットに立ち寄ることがあれば、お買い物はできるだけそちらで済ませる方がいいかもしれません。でも街中にたくさんあって入りやすく、コンパクトに必要なものが揃っていて24時間営業(例外もあります)、レジで長蛇の列に並ぶこともないコンビニは滞在時間の限られた旅行者にはとてもありがたい存在です。ぜひ小さな店内をぐるりと回って面白いものを探してみてくださいね。それでは、サンパイ・ジュンパ~!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2016-04-13

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