モンキーフォレスト通り、宿事情2009

予算は$15から。食事、買物に便利なウブドJl.Monkeyforest のバンガロー群をハシゴでロケハン!

ウブド滞在の宿泊先で、いちばんおススメは?と聞かれたら、ナビはまず「モンキーフォレスト通り」を挙げるでしょう。約15万ルピアから50万ルピアという、日本でいえば民宿価格で、十分に設備の整ったバンガローに滞在できるわけです。さらに、宿をでれば、レストラン、ショップ、旅行センターなどが軒を連ね、滞在機能は申し分のないストリートなわけです。
この「モンキーフォレスト通り」には老舗の有名リゾート「コマネカ」をはじめ、その姉妹ヴィラ「カジャネ・ムア」「バロン・リゾート」といった、デラックスな宿泊施設も点在してはいますが、そのほかはリーズナブルなバンガローが軒を連ねています。その数、500mの距離内に50ちかくも宿が並ぶほどの密度です。

いくつか比較対照してみようと、合計9つのバンガローをロケハンしてみました。分かりやすいよう、南北を走るストリートを、東西にわけ、北側にある施設から順番に紹介してゆきます。

モンキーフォレスト通り 西側 West Side

Kerta Bungalows (ミナミクルタ / HIS北側) 

表通りに日本語で「ミナミクルタ」と日本語の看板が出ています。聞いてみると「ミナミというは日本の人に付けてもらった」と不思議な回答。それだけ日本人大歓迎、ということか?が、特に日本語サービスがある、というわけではない。バスタブ、冷蔵庫、テレビがそろった、かなり充実、しかも清潔なバンガロー。敷地内にはバリダンサーのラカさん(日本語話せます)、ワヤンクリット (人形劇) 使いのご主人も住んでいるので、ぜひお知り合いに。

Pertiwi Resort & SPA (ペルティウィリゾート) 
リーズナブルなバンガローと豪華なヴィラエリアに分かれています。日本人にも多く利用されているリゾートで、レストランの一角はJTBのツアーセンターにもなっていて、日本語ができるスタッフが常駐しています。敷地は奥に長く、手前がバンガロータイプのSuperior、Deluxeタイプ。外側はバリ風の伝統建築ですが、中は改装が加えられているので清潔で快適です。

Ubud Terrace Bungalows (ウブド・テラス・バンガロー )  

US$30-40で、部屋数が多いということで、訪ねました。表通りの看板は古くさかったので不安でしたが、中はけっこうきれいで、割と広くて素敵なプールもありました。頑丈そうな2階建ての建物に、客室が並んでいる中、プールサイドのバスタブのある客室を拝見しました。客室も、家具やバスルームなど、手入れが行き届いていて快適そうでした。

Pande Permai Bungalows (パンデ・プルマイ・バンガロー) 

滞在中、HISの情報誌に掲載があったので、見学してみました。2階建て、3階建ての客室があって、客室数はけっこう多いようです。バスルームは広々でバスタブのある部屋もありますし、家具も新しそうで、テレビ、冷蔵庫もそろっています。プールやレストランもあります。モンキーフォレストに近いせいか、お猿さんが数匹遊びに来ていて(食物の強奪?)、宿のスタッフと追いかけっこしていたのが可笑しかったです。

モンキーフォレスト通り  東側 East Side

 Dewanga Cottages (デワンガ・コッテージ)  

サッカー場の裏手、Dewi Sita通り沿い。古い宿泊施設ですが、敷地が広いこともあって、祝日には太極拳のレッスンをしていたり、日本人の利用者も多いとのことです。テラスにある竹製の椅子はとても気持ちよさそうです。古い家具を使っていて、味わいがある客室も多いですが、レイアウトの違う部屋が多いので、いろいろ見せてもらってから決めるのもよいかも。バスルームはシャワーのみ、バスタブのある部屋に分かれ、洞窟風なのがユニーク。
 


Cendana Cottages チェンダナ・コッテージ

リーズナブルでコストパフォーマンスの高いファシリティと、総合力でリードしている、日本人にも人気のアコモ。明るく広々したガーデン、2つのプール、広がる田園風景など、パブリックな空間も十分なのに加え、客室のあちこちも常時手が加えられていて、日本人にも親切なので安心して宿泊できるのです。
Lestari Bungalows レスタリ・バンガロー  

細い路地の奥で、4室の民宿風のバンガロー。ここをすすめられたのは日本人のオーナー夫人がいて、いろいろ情報を教えてもらえるから。確かに保護者がいるようでとても心強かったです。スタッフは全員日本語OK。広い洗面台、バスルーム、冷蔵庫をそなえていて、テレビ、クーラーはなし。テラスがとても気持ちがよいです。朝食も卵料理、ホットサンドなど選べます。

Sri Bungalows スリ・バンガロー

外にネットカフェを備えていて、全客室にFree Wi-fi設備が整った老舗バンガロー。朝食兼リクライニングスペースも明るく居心地がよさそうで、広いプールも気持ちよさそうでした。竹で作られた椅子、テーブル、ベッドも一部は竹製だったのにはびっくり。壁面はレンガにペンキを塗っただけでしたが、明るくてそれなりに快適です。 なにより通りの中央で、街歩きしやすいロケーションがグッドです。

Ubud Bungalows ウブド・バンガロー

そのストレートな名前から推測すると、古い宿のように思われますが「けっこう清潔」という情報をもとに、のぞいてみました。ワンベッドのファンルームはUS$20、エアコンルームUS$30ということでした。緑深い庭園にそってバンガローが並び、いちばん奥にプールが作られていました。シンプルなつくりですが、少しずつ改装しているようで、とても清潔でした。ネット設備はなし。
多くの日本の方にも評されているようにプール付きでコストパフォーマンスの高い「チェンダナ」は根強い人気。ナビも長期滞在をして愛着の生まれた「レスタリ」もイチ押しですが、ここらへんのバンガローというのは、20室もあれば多い部類で、人気のある小さなバンガローは満室になることも多いため、第2・第3候補として、あちこちウォークインし、眼で確かめて見つけるのも手かもしれません。それでも客室が確保できない場合は、ウブド周辺に散らばるバンガローをさがすべく「?アパ旅行案内センター」に相談に行ってみては?

それでは、バリ島ナビより、愛すべきモンキーフォレスト通りからお届けしました!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2009-04-03

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