今年も「バリ・アートフェスティバル」が開幕になりました~!じっくりと楽しんでもらえるように、「アートセンター」内を隅から隅までレポートします!
こんにちは、バリ島ナビのバリ子です!
今年も待ちに待った「PKB(バリ・アート・フェスティバル)」が開幕され、お祭りムード一色のデンパサールの「アートセンター」。6月12日に行われた開会パレードには、たくさんの見物客が集まり、今年も大いに盛り上がりそうですよ~!
バリ子もいろいろと目星をつけている公演はあるのですが、まずは会場内の様子を見に、今日は朝から「アートセンター」にやってきました。
とにかく毎年たくさんの人々が訪れる期間中のアートセンター付近は、特に夜のプログラムの時間帯には、家族のお出かけやカップルのデートも兼ねてやって来る来場者でごった返します。ヌサ・インダー通りはバイクや車で溢れかえり、近所の民家は即席駐車場と化し、大通りのハヤム・ウルック通りにまで車が縦列駐車の列を作るほど。
アートセンター内へのアクセス方法は3つ。一つはヌサ・インダー通りにある正門から。そしてもう1つは隣接する「ISI(インドネシア芸術大学)」の構内に設置された臨時駐車場スペースから。さらにハヤム・ウルック通りのクダトン村側にも直接アクセスできる駐車場が設置されています。
「アートセンター」に潜入~!
今日はヌサ・インダー通りにある正門からアートセンターへ入りましょう!
正門の前には大きな「アートフェスティバル」の看板が設置され、その隣には期間中の全てのプログラムがあります。
こちらが正門。
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門の横には期間中のプログラムがあります。
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門をくぐってすぐの場所には警察官の詰め所が設置されているのですが、これは防犯のためだけではなく、催し物の質問などにも答えてくれます(一応ですが…)そしてこの辺りから売店なども始まります。今日は午前中に来たのであまり人出もありませんね~。
消防車も毎日待機しています。
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コーヒーコーナーで無料試飲「飲んでけ!」と消防士さんに言われるので頂きましょうか。
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テクテク歩いて行くと、前方右側に白い大きな像が見えてきました。このガルーダ像を右折すると、複数のステージがあるんです。
ラトナ・カンダ
まず最初に道路右側に出てくるのは、「ラトナ・カンダ」。今日は朝の演目がないので、人っ子一人いませんが、公演が行われると、会場の外にまで人が溢れだすくらいに大勢の観客に包まれます。
アルダ・チャンドラ
そしてその先道路右側、「ラトナ・カンダ」に隣合わせてあるのが「アートセンター」の中で最も大きな屋外ステージの「アルダ・チャンドラ」。会場が大きなだけあって、主に人出の多い夜に行われる人気のプログラムの会場となります。
「アルダ・チャンドラ」の観客席部分の下では、毎年エキシビジョンが行われます。「アートフェスティバル」期間中は、2ヶ所の屋内エキシビジョンが開催されるのですが、その内の1つがここ。バリ以外のインドネシアの地方のブースもありますよ。
アンソカ・ステージ
「アルダ・チャンドラ」の更に奥には、「アンソカ・ステージ」が。ガルーダの白い銅像から進んでくると、道路右側に「ラトナ・カンダ」、「アルダ・チャンドラ」、「アンソカ・ステージ」と並んでいることになります。
クシラールナワ劇場
そして「アルダ・チャンドラ」の道路を挟んで正面にあるのが「クシラールナワ劇場」。大きな劇場の前にはオープンステージがありますが、中に足を踏み入れると、1F部分はもう一つの屋内エキシビジョンのスペースになっています。中央には大きな噴水が設置されているので、ここで休憩をする人々もたくさんいますよ。そして2Fには屋内劇場があり、ここでも演目があります。
そして「クシラールナワ劇場」で忘れてはならないのが、オープンステージ脇にあるアートフェスティバルのスケジュール。毎年プログラムが発表されてからも、スケジュールが変更になることもしばしば。ここには1ヶ月を通しての全体的なスケジュールだけではなく、当日のプログラムと翌日のプログラムが貼りつけてあります。「どれどれ~、今日の演目はどうなってるかな~?」と覗きこんでみたところ、10:00から予定されていた2つのプログラムの内、1つが見当たりません。どうやらキャンセルされたようですね。
オープンステージ脇のスケジュールボード。
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皆さん真剣に見入ってます。
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今日のスケジュール。
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明日のスケジュールもあります。
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ミュージアム
さぁ、先に進みましょうか。そのまま道なりに進んでいくと、三叉路につき当たります。付き当たりのちょうど向こう側には「ミュージアム」が。中にはバリの芸術や芸能に関わる絵画や工芸品などが展示されています。
アヨディア・ステージ
三叉路を右に進むと、「アヨディア・ステージ」へ。今日は10:00からクルンクン県のクマラ・エカ・チタ楽団による古典舞踊が行われています。ステージまでやってくると、会場には立ち見客も出ていましたよ!みんな平日の昼間からこんな所に来てるなんて、何やってる人達なのかしら…(あ、バリ子も一緒か!)
「アヨディア・ステージ」は観客席の手前にステージがあり、客席へ行く前にステージ裏が丸見え。ステージ裏で最後の指導を受けている踊り子さんたちや、衣装の着替えをしている様子が見えます。
まずはステージ裏から様子を覗き見。ちょうどバロン・ダンスをやっていますよ~。ステージ脇ではちびっ子ガムラン隊が演奏しています。それにしても、すごい数の観客ですよね~。やっぱり「アートフェスティバル」はバリの人々にとっては毎年楽しみなイベントなんだな~と会場を見まわしてみると、やたらと目立つ黄色い洋服を着たおじさんが舞台真正面に陣取って座っています。あら!あれはキヨシ先生じゃないですこと~!?
さっそく観客席側に移動してみると、やはりキヨシ(仮名)に間違いありません!さっすが今年も開幕早々鑑賞してらっしゃいますこと(笑)それにしても、相変わらず最前列真ん中に陣取り、楽しそうに首を振ったり、うなずいたりしながらご覧になってますが、やっぱり噂のように、「アートフェスティバル」関係者だったりするのかしら…。
「アートセンター」内のガルーダ像から進み、「ラトナ・カンダ」、「アルダ・チャンドラ」、「クシラールナワ劇場」と、三叉路右手の「アヨディア・ステージ」までの様子をご紹介しました。後編ではそれ以外のステージと、その他お楽しみエリアをご紹介していきたいと思います。
以上バリ島ナビのバリ子でした~!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2010-06-15