仏像、バリ風家具、室内インテリアなどダイナミックな店が多いこのエリアを、レンタルバイクでお散歩してみました。
バリの風景もここ10年で様変わりしましたが、何が変わったといって、この
スミニャックの北側のクロボガンエリアほど変化の大きかった場所はないのではないでしょうか。オベロイ通りの西側の海岸線には大型ヴィラが、クロボガンの田園地帯にはプライベートで個性的なヴィラが次々と立ち並んで、外国人観光客の新しい遊び場となっています。
オベロイ通りもその波に乗り、沿道はレストランとショッピングスポットがびっしり。特に和食、イタリアン、フレンチ、エスニックまで、ほかのエリアに決して見劣りのしないレストラン群が周囲のグルメたちをもひきつけています。
人気のカフェ「Café Bali」。白い壁面は地中海風。
チェーン展開するバリレストランも進出しています。
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オーガニックなベジタリアン料理も人気を博します。
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ここらへんの地理というのはちょっと複雑ですが、クタエリアのバイパスであるサンセット通りの北側の起点あたりから、どちらに曲がっていけばを把握していれば、あまり迷うことはありません。
サンセット通りの北側がクロボガン通り、その南側で、大きくカーブして続いているのが、スミニャック通り、レギャン通りに直結するラヤ・バサンカサ通り(Jl.Raya Basankasa)で、西側にカーブする少し小さくなる道がオベロイ通り、ということになります。
このエリアは距離も長いため、歩いて散歩というより、バイクで探検、という形のほうがよいかと思われます。というわけで、クロボガン通りとラヤ・バサンカサ通り(スミニャック通りの北側)を中心にご案内したいと思います。
ラヤ・バサンカサ通り
この通り、馴染みのない通り名ではないでしょうか?実はスミニャック通りはクンティ通りの北側からラヤ・バサンカサ通りに変わり、クロボガン通りの交差点まで続いているのです。直線なので、多くの人はここが「スミニャック通り」とカン違いしている人が多いのだと思います。確かに、オシャレなブティックやセンスのいいインテリア雑貨など、スミニャック通りと同じようなお店が並ぶので、延長線と考えられている感はありますが。
というわけで、クンティ通りの北側からスタートしましょう。しばらくはブティックが多い街並みですが、これにちょっとしたインテリア雑貨が増えてきてきます。
渦巻模様、唐草模様を思わせる、ユニークなデザインのハンドメイドインテリアを扱う「erika Interiors」
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トロピカルなムードを演出するカラフルなドレス、ワンピース、アクセがそろう「Hikun」
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洗練された匠の技が光る、アタ製品の老舗「Ashitaba」
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フランス人デザイナーによるおシャレなアクセ、インテリアのお店「disini」
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エキゾチックな色遣いや品ぞろえは、中東系のオーナーらしい趣味か「Haveli」。
竹や木材などの素朴な素材を使った雑貨が並ぶ問屋らしいたたずまいの「Sopan」。
このエリアでひと息入れられるスポット「Café Moka」
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このエリアに3店舗を展開する照明器具のデコレーションが美しい「SENSO」。
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クロボカン通りの交差点に近づくと、ヨーロピアンなグッとスタイリッシュなお店が増えます。
クロボカン通り
サンセット通りを越え、ひたすら北へ。次の信号がある1km足らずの道のりに、ショップが集中しています。
こういった生活雑貨も多いので、ちょっと中をのぞいてみたくなります。
「家ではこれはちょっと…」というものもけっこうありますが、眼を楽しませてくれることは確か。
皮の張ってあるのは民族楽器のドラム(太鼓)。インテリアにもなりそうです。
手作り感たっぷりのリクライニングチェア。長期滞在の方、使ってみます?
外国人向けに輸入ワインショップなどもありました。オッシャレー!
このエリアで出色だったのが石仏などの販売店。ボロブドゥール遺跡のミニチュア版など、大作は圧巻でした!