霊力の島ヌサ・プニダで大自然を満喫しよう!

まだまだ旅行者の少ないヌサ・プニダ。観光化されてないからこその島を楽しんでみよう!

アパ・カバール、バリ島ナビです!バリの中心部がどんどん都会化する中で、昔ながらの田舎の風景や、まだまだ手つかずのバージン・ビーチを求める旅行者も実は多く存在します。日本人旅行者は長期の休みを取りにくいので、観光地を中心にバリ島ステイを楽しむスタイルの方が圧倒的に多いのですが、長期の休暇が取りやすい欧米人旅行者などは、じっくりと時間をかけてバリの田舎や自然を楽しむスタイルの人もたくさん!
バリ島東部のクルンクン県に属するヌサ・レンボンガン、ヌサ・チュニンガ ン、ヌサ・プニダの三島の中でも、一番大きな面積を持つヌサ・プニダは古くから霊力の強い島と言われています。これまで外国人旅行者のほとんどは三島の中で最も観光開発が進んだヌサ・レンボンガンに集中していましたが、ここ数年でヌサ・プニダの注目度がアップしているんです。
そんな欧米人旅行者にもじわじわと人気が出てきているバリの離島『ヌサ・プニダ』をご紹介したいと思います~!

ヌサ・プニダへのアクセス

サヌールの船着場

サヌールの船着場

ヌサ・プニダへはサヌール、クサンバ、パダンバイなどの船着場からローカル・ボートまたはスピード・ボートで渡ることが可能です。スピード・ボートであれば、30分~1時間であっという間に到着します。
ボートのチケットは船着き場の窓口で直接購入するか、各社サイトで事前予約も可能です。混雑するシーズンには当日には満席になっていることもあるので、事前購入がオススメです。
海を歩きながらボートへ移動

海を歩きながらボートへ移動

ローカルが多いです

ローカルが多いです

あっという間にヌサ・プニダに到着~!

あっという間にヌサ・プニダに到着~!

ヌサ・プニダといえば、ティルタ・ヤトラ!

幌付きのピックアップ車

幌付きのピックアップ車

ヌサ・プニダは、その昔は罪人を島流しにする流刑地でもあっ たと言われ、様々な伝説があるのですが、島内にはいくつもの寺院があり、そのお寺を回り祈りを捧げる『ティルタ・ヤトラ』は、バリの人々にとって一度は行ってみたい聖地めぐりなのです。
バリ本島からは、ボートを利用するのはほとんどがティルタ・ヤトラに出か けるローカルのグループです。
ヌサ・プニダに到着すると、ティルタ・ヤトラのグループは、幌付きのピックアップ車で島の寺院を回ります。
洞窟の中のギリ・プトゥリ寺院

洞窟の中のギリ・プトゥリ寺院

日帰りのティルタ・ヤトラの場合は3つの寺院を 回ることが多いのですが、それにも順番があり、まず最初は洞窟の寺院『プラ・ギリ・プトゥリ』へと進みます。人ひとりがやっと通れる小さな岩の隙間を通る と、中はびっくりするくらいの大きな洞窟になっています。この洞窟内はポジティブなエネルギーと、神様のフェノミンなパワーで満ちていると言われていて、 カルマの浄化や心の平安、金運UPのために訪れる人も。
大勢の人が個人やグループで参拝に訪れます 大勢の人が個人やグループで参拝に訪れます 大勢の人が個人やグループで参拝に訪れます

大勢の人が個人やグループで参拝に訪れます

洞窟の寺院の後はピックアップに揺られながら、島の中心に当たる山間部にある『プンチャッ・ムンディ寺院』へ。そして、最後に訪れるのは、バリの寺院の中でも非常に重要で、スピリチュアルなパワーが強いと言われる『ダレム・ペッド寺院』。バリアンなどのパラノーマルなどもこぞって訪れる寺院です。日帰りではなく、ヌサ・プニダで何泊かしながら寺院をまわるグループは、この寺院を拠点にして、大きな東屋で雑魚寝をして夜を過ごします。
車を祀るユニークな寺院

車を祀るユニークな寺院

ヌサ・プニダには、ちょっと変わった寺院はもありますよ~。自動車を祀る寺院『プラ・パルアン』寺院内に足を進めると、ありましたよ!車が二台。トラディショナルな様式の寺院内に可愛らしい車の像が祀られている様子は微笑ましいですよね。

ヌサ・プニダの大自然を満喫しよう!

迫力満点のパシー・ウウッ

迫力満点のパシー・ウウッ

ローカル的ヌサ・プニダの巡礼トリップであるティルタ・ヤトラも興味深いですが、外国人旅行者が島を訪れる際の最大の目的は、バリ本島にはない大自然を目の当たりにするということ!綺麗なビーチや広大な森など、まだまだ手つかずの自然が残るヌサ・プニダだからこそ楽しめる絶景を回るのが醍醐味!岸壁が波で削られて空いた巨大な穴に大きな波が打ち寄せるパシー・ウウッ。そこからボコボコした岩場を歩いていくと、海から続く小さな入り江状の何とも美しいエンジェルズ・ビラボングが。海岸沿いの崖を下っていくとある湧き水のプール・テンブリング・ビーチはまるで秘境の中に出てくる美しいスプリング!どこをとっても自然の美しさと力強さが感じられる、シークレット・スポットです。
ゴツゴツした岩場を通って

ゴツゴツした岩場を通って

エンジェルズ・ビラボングへ

エンジェルズ・ビラボングへ

テンブリングの湧き水。こちらは男性用

テンブリングの湧き水。こちらは男性用

さらに階段を下りていくと

さらに階段を下りていくと

海岸と同じレベルに女性用の沐浴場が

海岸と同じレベルに女性用の沐浴場が

ローカルフードを求めて市場へ

ムンティギ市場

ムンティギ市場

まだまだ外国人旅行者の少ないヌサ・プニダには、バリ本島のように旅行者向けのレストランはありません。街の中にはローカル向けのワルンが少々あるくらいで、旅行者向けのバンガローなどの併設レストランでインターナショナル・フードが楽しめるくらい。
そうとなったら現地グルメにチャレンジするしかない!島で一番大きな市場のパサール・ムンティギとその周辺には食材や雑貨、持ち帰ることができる料理などもあるので要チェック!
ルドッと呼ばれるお粥状の食べ物はトウモロコシや芋を煮込んだヌサ・プニダの郷土料理です。市場で見かけたら、是非チャレンジしてみて!
朝は新鮮なお魚も!

朝は新鮮なお魚も!

食材に日用雑貨となんでもあります

食材に日用雑貨となんでもあります

ヌサ・プニダの郷土食ルドッ

ヌサ・プニダの郷土食ルドッ

辛くなく優しい味です

辛くなく優しい味です

せっかく島に来たなら、こんなローカル風の焼き魚も

せっかく島に来たなら、こんなローカル風の焼き魚も

ペペスも道端で焼いています

ペペスも道端で焼いています

アツアツは最高~!

アツアツは最高~!

お土産にはヌサ・プニダの織物はいかが?

ランランのカラフルな布

ランランのカラフルな布

最近バリ本島でも人気を集めているのが、ヌサ・プニダの伝統的な織物『カイン・ランラン』。カラフルな幾何学模様を織り込んだ布は、寺院へ行く際の正装としてだけでなく、フォーマルな場への服装としてシャツなどにして利用されています。
また、『カイン・チュポッ』という布も。どちらも化学染料で染めたものが増えていますが、昔ながらの方法で草木染で作られたものも。工程を見学することもできますよ~!
昔ながらの方法で丁寧に作られる島の布 昔ながらの方法で丁寧に作られる島の布 昔ながらの方法で丁寧に作られる島の布

昔ながらの方法で丁寧に作られる島の布


今まで旅行者がヌサ・プニダを訪れる場合は、そのほとんどがドリフト・ダイブを楽しむためで、ボートでポイントまで行き、島に上陸することもない場合さえも多かったのですが、今欧米人旅行者をはじめ、じわじわとヌサ・プニダを訪れる旅行者が増えてきています。皆さんも、パワーの強いヌサ・プニダのパワースポットと大自然を満喫しに出かけてみてはいかがでしょうか?以上バリ島ナビでした~!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2016-09-23

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