バリの人が毎日食べてるナシ・チャンプル。自分でチョイスできるおかずで、あなた好みのオリジナルの一皿を作ってみましょ～！
アパ・カバール、バリ島ナビです！バリの食べ物として旅行者の方々にも人気のメニューといえば、間違いなく「ナシ・ゴレン」と「ミー・ゴレン」。しか～し！本当のバリのソウル・フードといえば、それは紛れもなく「ナシ・チャンプル」なのです！日本で毎日チャーハンと焼きそばを食べる人はいないけれども、普段は毎日家で白いごはんにおかずを数品、それこそがバリの「ナシ・チャンプル」。
バリでは外食や、おかずを外で買ってくることはとても一般的。気張ったデートや誕生日などには「マクドナルド」や「KFC」などのファスト・フードやオシャレなレストランに行ったりもしますが、普段利用するのはやっぱり「ナシ・チャンプル」のワルン（大衆食堂）。
どんなナシ・チャンプルのワルンがあるの？
それを大きくざっくりと、2つのカテゴリーに分けてみましょう。
■おかずが既に決まっているワルン・ナシ・チャンプルおかずがチャンプル（ミックス）で盛り付けられて出てくるワルン。そんなワルンでも、「○○は抜いて」とか「○○を入れて」や「8000ルピア分で作って～」など、リクエスト可能。ワルン・バリ（バリ料理のワルン）はこの方式が多くあります。
■おかずが選べるワルン・ナシ・チャンプル
ズラーッとおかずが並んでいて、好きなおかずを1つ1つ選んでごはんにのせてもらうワルン。ワルン・ジャワ（ジャワ料理のワルン）に多く見られます。おかず1つ1つに値段が設定されていて、値段が書かれたプレートを渡してくれるところも。
一言で「ナシ・チャンプル」と言っても、バリのナシ・チャンプル、ジャワのナシ・チャンプル、鶏のナシ・チャンプル、豚のナシ・チャンプル…といろんな種類があります。それらはワルン前の看板を見ると一目瞭然！
「ワルン・ナシ・チャンプル」は気軽に利用できる近所の名前もない小さなワルンから、ローカルの人々に評判で、遠方からわざわざ食べに訪れる有名店まで様々。今日は旅行者の皆さんも気軽に利用できるナシ・チャンプルのワルンをいくつかご紹介したいと思います～！
ローカルや長期滞在者にも人気の「ワルン・マカン・ニクマット」
トゥバンのスーパー・ノヴァの近く、バクンサリ・ホテルの隣にあるジャワのナシ・チャンプルのワルン。とにかくおかずの種類が多くて、どれにしようか悩んでしまうこともしばしば。ローカルのお客さんも多く、そしてクタに長期滞在する外国人旅行者やサーファーの姿もよく見かけます。値段も安くて種類も豊富なので、表通りに面していないのに、知らない人はいない有名店。ナシ・チャンプル以外にもアラカルト・メニューもあります。
これで1万7000ルピア。
豊富なおかずでいつも混雑の「チャンプル・チャンプル」
クタのシンパン・シウールのすぐ側にあって、ローカルにも旅行者にも人気のナシ・チャンプルのワルン。現在はジンバランに移転しています。おかずは毎日30種類以上が並び、どれでも好きなもの をその日の気分でチョイスできます。ごはんも白米、赤米、ナシ・クニンと3種類から選べ、毎日行っても飽きることがないくらい。便利な場所にあるので、昼 時にはランチに利用する人でいつも賑わっています。完全ローカルワルンと違い、店内は清潔なので、旅行 者でも安心して利用できます。
これで1万3500ルピア
ショッピングしながらモル・バリ・ギャレリア内でナシ・チャンプルなら「ワルン・ワルン」
モル・バリ・ギャレリア内にあるランチタイムだけでなく、1日中いつ行っても賑わっているワルン。現在はジンバランに移転しています。野菜、肉、シーフードとおかずのバリエーションも多く、 辛さもマイルド。ご飯は白いご飯か、うこんで炊いたナシ・クニン（イエロー・ライス）を選ぶ事ができます。クルプックが食べ放題なのもうれしい～！おすす めはお店の奥の席。ジャズが流れる中、ゆったりとしたインテリアに腰かけて、のんびりランチを満喫できます。
これで2万3000ルピア
昔ながらのジャワ料理がナシ・チャンプル・スタイルで味わえるデンパサールの「ブンブ・デサ」
ルノンにオープンしたスンダ料理のチェーン・レストラン。「ナシ・チャンプルのお店」と言うには立派すぎて似つかわしくないくらいにオシャレな雰囲気の店 内には、その昔田舎で食べたような懐かしくなる味のおかずがズラーッと並んでいるので、おかずとごはんの種類をチョイスして、ちょっと豪華なナシ・チャン プルが味わえます。店内にはガドガド、ララパン（生野菜）、そして4種類のサンバルが好きなだけ取り放題のララパン・バーがあるのも楽しい！
スミニャックの街歩きの途中で利用したいカフェのような「ワルン・オチャ」
看板から、インテリア、スタッフのTシャツまで赤で統一されて、オシャレなカフェのようなたたずまいのナシ・チャンプル・ワルン。パスタやサンドウィッ チ、メニューのどれもがおいしいけれど、なんといってもオススメは好きなおかずを載せてもらえるナシ・チャンプル。ランチだけでなく、店内の素敵なガーデ ン席は、人気のケーキやクッキーをつまみながら、のんびりおしゃべりをするのにもぴったり。
これで2万7000ルピア
バリで一番おいしいナシ・チャンプルとの呼び声も高い「ワルン・バリ」
市場の一角という超ローカルなロケーションですが、日本のガイドブックに紹介されること数多し。バランスよく盛られるおかずの中で注目はカリッと揚がって ひと味利いている三枚肉のベーコン。ほか、肉系のレパートリーも充実。この味を求めてお昼時は地元客でいっぱい。おかずがなくなると閉店なのでお早めに。 仲のよいオーナー家族が切盛りする、アットホームなワルンです。
これで8000ルピア。スープも付きます。
オススメのワルン・ナシ・チャンプルをいろいろとご紹介してみましたが、行ってみたいワルンは見つかりましたか？今日ご紹介したワルンは、旅行者の方でも気軽に利用できるワルンばかりですが、それでもちょっと心配…という方は、まずはレストランでデビューしてみて！インドネシア料理レストランにはたいがい「ナシ・チャンプル」がメニューにあります。おかずはお店によってそれぞれなので、どんどんいろんなナシ・チャンプルにチャレンジして、お気に入りの一皿を見つけて下さいね～！以上バリ島ナビでした、サンパイ・ジュンパ～！
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット（お店）の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日：2011-03-31
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