雨のバリ島旅行の過ごし方

雨が降ってもバリ島旅行を思いっきり楽しみたい!雨季のバリはこうやって楽しもう!

アパ・カバール、バリ島ナビです!熱帯性気候に属するバリは、乾季と雨季の2つの季節があります。年間を通して平均気温は約28度、乾季は日中30度を超える日もありますが、乾季は4月から10月までで、雨季は11月から3月まで。雨季の間は1日に何度かスコールが降り、乾季に比べて湿度が高いので、じっとりとした暑さを感じます。ここ最近は雨季の始まりが遅れる傾向があり、本来なら一気に降ってスッキリ晴れるスコールも、一日中降り続く日もあります。またウブドやキンタマーニなのど中部エリアは、雨季の間は南部エリアよりも降水量が多くなります。「せっかくのバリ島旅行なのに、雨季だとあんまり楽しめないのでは…」と心配な方もいらっしゃるのではないでしょうか。確かに、乾季と雨季ではバリの楽しみ方もちょっと違います。そんな雨季のバリの楽しみ方を、注意点を交えながらご紹介したいと思います~!

雨季のバリ島はここに気をつけて!

外出は控えるべし
雨季のバリに降る「スコール」。この大雨は長い時間で2時間位、たいてい1時間位で終わります。しかし、スコールが降っている間の雨量は半端ではなく、傘をさしても、レインコートを着ても、必ずずぶ濡れになるくらいで、とても外に出れるものではありません。「雨が降ってるから行けない」というのも理由になるくらい(?)なのです。雨が降ったら潔く出発を見合わせたり、雨宿りをして雨上がりを待つのも大事。

雨が降ったら道路や床には気をつけるべし
スコールが降ると、バリのあちらこちらで洪水が起きます。田んぼ沿いの道や用水路が脇にある道は、全部雨で溢れてどこまでが道路でどこからが川や田んぼかわからなくなってしまうくらい。バリの歩道は高低差が高く、至る所に穴があいていたり、側溝用の蓋が開けられていたりするので、雨の日の徒歩での外出は注意が必要です。また、バリの建物は大理石やタイルを床に使っている所が多く、濡れたサンダルや靴で歩くと非常に滑りやすい所が多くあります。

雨用グッズもお忘れなく
雨季にバリ島旅行を計画しているのであれば、日本から折り畳み傘を持参するのがオススメです。ホテルのお部屋には傘が用意されているし、ツアーなどで利用する車にもたいていの場合は傘があります。またバリの街中でも傘を購入することはできますが、降ったり止んだりを繰り返すスコールの日には、折りたたんで持ち運びのしやすい折りたたみ傘がやっぱり便利!そして濡れた体を拭くタオルや着替えも1枚あると尚よし。バリの施設内はたいていの場所は寒いくらいエアコンが効いています。雨に濡れた体で室内に入ると風邪をひいてしまうことも。

雨季はトロピカル・フルーツを思いっきり楽しめる!

いろいろ雨季の注意点ばかり並べましたが、雨季ならではのいいところだってモチロンありますよ~!それは、トロピカル・フルーツのシーズンなのです!雨季の雨をいっぱい吸収して甘く大きく育ったトロピカル・フルーツは、乾季のものとは違い、格段においしい!そんな旬のトロピカル・フルーツを求めて、わざわざ雨季にバリを訪れるリピーターさんもたくさんいるんですよ~。

雨季には要注意のスポットいろいろ

もっと具体的に、雨季にバリ島旅行を計画する際に気をつけていただきたいスポットを紹介していきましょう。

ビーチ
まずは、当然ながらビーチ。しかし、雨季の間全くビーチをオススメしないワケではありません。スコールの合間は天気も良いのですが、いざ降り始めると雨を避ける場所はなし。傘などの雨具を持参で出かけましょう。

寺院観光
バリ・ヒンドゥー教の寺院観光は、日本の寺院の様に室内に入って見学するのではなく、寺院の敷地内を歩いて見学します。そのためスコールが降り始めると大変…。駐車場から
寺院内まで離れていることも多いです。時間に余裕がある場合は雨が止むのを待ってから見学するのがいいでしょう。またサンセットで有名な「タナ・ロット寺院」は、普段から完全なサンセットを拝めるのは難しいのですが、雨季の間はさらに確率が落ちてしまいます。

キンタマーニ観光
バリ島観光定番スポットの「キンタマーニ」。外輪山から眺めるカルデラ湖のパノラミックな絶景は人気の景勝地ですが、雨季のキンタマーニはこの絶景も霧で包まれて姿を現してくれないことも…。絶景を拝めるかどうかは運任せですが、ビュッフェ・ランチは必ず楽しめるのでご心配なく!

オープン・スタイルのレストラン
これはウッカリしがちなところですが、バリでは多いオープン・スタイルのレストランも気をつけて下さい!窓のないオープンな造りのレストランは、テーブルに雨が吹き込んできたりすることもあれば、スダレを下ろされて、雰囲気がぶち壊し…なんてことも。お気に入りのレストランならいいですが、特別な日に素敵な雰囲気で食事を楽しみたい方は、雨季はお店の作りも要チェック!ですよ~。

ジンバラン・カフェもしかり!
レストランの中でも雨季に特に気をつけてもらいたいのは、ジンバランのイカン・バカールのカフェ。開放的なビーチのテーブル席で波の音と夜景を楽しみながらいただくシーフードBBQも、雨が降ると店内のテーブル席を利用することになります。しかし、ビーチに設置されているテーブル席よりも席数が少なく、なんとも混み合った中でのディナーとなってしまうことも。

ウィンドー・ショッピングも
ウィンドー・ショッピングも同じく、スコールの中では楽しさも半減どころか、辛くなるくらい。雨が降って来たらカフェやレストランで雨宿りして、天気が良くなるのを待ちましょう。

雨が降ったらショッピング・モールへ!

「じゃあ、旅行中に雨が降って来たらどこに行ったらいいの?」と言えば、まずオススメするのはショッピング・モール!ショッピング・モールでは買い物だけではなく、フード・コートやレストラン、スパやリフレクソロジーのお店が入っていたりと、モール内だけでもいろいろなお楽しみがあります。

雨の日こそゆっくりと自分を甘やかしてあげましょう

そして、雨の音を聞きながらの癒しのトリートメントというのも外せませんよね!バリはスパの選択肢が多いスパ天国。日頃の疲れを落としたり、女子力アップやストレスを取り除いたりと、いろいろなメニューがいろいろな場所で楽しめるので、出発前の事前のチェックをお忘れなく。送迎付きのスパも多いので、雨の日でも気軽に利用できますよ~。

アフタヌーン・ティやサンデー・ブランチも

ショッピングやスパもいいけれど、おいしい時間を楽しみたいあなたには、アフタヌーン・ティやサンデー・ブランチなどはいかがでしょう?予定がいっぱいの旅行中に、雨が降る中ゆったりとした時間を素敵なレストランでおいしい料理やスイーツを味わいながら過ごすのも贅沢ですよね。

美術館で芸術に触れる雨の日

そして、雨の日の美術館というのもいいですよね~。ショッピングや観光の予定だった時間をバリの文化や芸術に触れる時間として過ごすのも、雨の日だからこそ。時にはそんな旅行もステキな思い出になるでしょう。

雨でもバリ舞踊鑑賞は楽しめますよ~!

寺院内やオープン・ステージで行われるバリ舞踊の公演ですが、雨が降るとワンティラン(屋根付きの集会場)などに会場を移す公演がほとんどで、雨でもバリ舞踊は鑑賞できます。ただし、屋外ステージの雰囲気に比べると、雨天の会場は若干雰囲気は落ちる感は否めませんが…。

そして、一番大切なのはホテル選び!

・・・と、いろいろ言ってはみたものの、やっぱり一番大切なのは、ホテル選び!雨が降ってもすぐにホテルに戻れるようなロケーション選びももちろんそうですが、雨季だからこそ、滞在ホテルは設備やサービスにこだわって選んでいただきたい!なんだかんだ言っても、出かける前に雨が降ってきたら、そのままホテルでのんびりしようかな~という気になるもの。かといって、雨が止むのをただお部屋で待つのも退屈。そんな時にはホテルの設備をフル活用しようではありませんか!スパはもちろん、フィットネスやサウナ、ライブラリーにゲーム・コーナーなど、ホテルによって付帯設備はいろいろ。中にはアフタヌーンティのサービスがあるホテルもあるし、そしてラウンジ利用が可能かどうかもポイントです!

雨季のバリ島の楽しみ方、そしてここは注意して!というポイントなどいろいろとご紹介してみましたが、スコールが降ろうが、こんなに楽しめる場所がいっぱい!事前の準備と情報収集を忘れずに、雨季のバリ島も思いっきり楽しんでくださいね!以上バリ島ナビでした、サンパイ・ジュンパ~!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2013-01-23

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