旅行者のためのバリ島安全情報

バリ島滞在中に気を付けて欲しいトラブルをご紹介します。

アパ・カバール、バリ島ナビです!世界中から旅行者が集まるビーチ・リゾートのバリ島。インドネシアの中でも特に治安が良いのですが、それでも旅行中で気が緩んだスキにトラブルに遭ってしまうことも。今日はこれまでにバリで起こったケースを皆さんに紹介してみたいと思います。

ケース① タクシーでのトラブル

バリ島で利用できるタクシーは全てメーターが設置してありますが、中にはメーターを使用せずに法外な料金を請求してくるタクシーも。

乗車後タクシーが動き始めたら、まずはメーターが動いているかどうか確認するようにしましょう。もしメーターが動いていない場合はすぐにドライバーに抗議し、そのまま聞く耳を持たないようであれば、すぐにタクシーから降りてしまいましょう。

南部観光エリアではほとんどの場所でタクシーを捕まえることが可能です。自分でタクシーを止める場合は「ブルー・バード(BLUE BIRD)」と呼ばれる「バリ・タクシー(BALI TAXI)」が一番信頼できるタクシー会社だと言われています。ただし、他社もブルー・バードに似た車体にしているので、注意して見分けて下さい。

ケース② 換金所でのトラブル

バリの街の中には至る所に「Money Change」という看板の換金所があり、気軽に換金することができますが、中には悪徳換金所もあり、トラブルが起こることも。換金した金額より少ない金額を渡されたり、ちゃんと正しい金額を渡すフリをして、最後に紙幣をまとめた時に、一部をテーブルの下に落とすやり方も。また、0の桁数が多いため、0を一つ取った金額に合わせてルピア紙幣を渡してくることも。お金を換金する際には、必ず自分で計算し、最後は自分で枚数を数えて財布に入れるようにしましょう。

ケース③ スリ、ひったくり

人ゴミの中でバッグに手を入れて貴重品や携帯電話が盗まれることもあります。特にバッグの外側についているポケットなどに入れたものは狙われやすいので注意です。バッグはチャックなどの口をしっかりと閉めて持ち歩きましょう。また、体の横に置いてあるからと安心して目を向けていない間に中身を抜かれることもありますので注意を忘れずに。

最近増えているのがバイクでのひったくり。歩行者のバッグをバイクで通りすがりにひったくるというもの。ひったくりに気が付いた場合には、抵抗せずに諦めることも肝心です。そのままバイクで走りながら引きずられて怪我を負ってしまうことや、時には切りつけられたりすることもあります。

ケース④ パンク強盗

空港の駐車場や道路などで車のタイヤに釘を仕込み、しばらく走行したらパンクをするようにしておく。慌てて車内から外に出たスキに、車内の貴重品を持って逃げるという犯行パニックにならずに、誰か車内に残るか、一旦車から降りる場合は必ず車のカギをかけておりるなどの対応をしましょう。

ケース⑤ イカサマ・カード詐欺

英語を流暢に話す、もしくは片言の日本語を話す人物が親しげに街で突然話しかけてきて、「妹が近く日本に留学するので(もしくは、看護師として日本へ行くので)、日本の様子を話してあげてほしい」と旅行者を言葉巧みに家に連れて行きます。家に着いてみると、当の妹は外出中。妹が帰って来るまでの間のヒマつぶしに、ブラック・ジャックなどのトランプ・ゲームに誘われます。その後、「これから来る金持ちから金を巻き上げよう。」と持ちかけられ、「イカサマ賭博」の方法を教えられます。旅行者がその気になると、金持ち風の人物が現れてゲームが始まり、予定どおり旅行者は犯人らと組んだ「いかさま賭博」で勝ち続けるが、突然、金持ち風の人物が、「最後の勝負!」等と言い、多額の現金を賭けると言いだします。犯人らは旅行者に対し、「これまでどおり『イカサマ賭博』をすれば大金を手に入れることができる。」とそそのかし、旅行者は言われるがまま現金を出し、さらに犯人らから賭け金が足りないと言われて、クレジットカードでキャッシングや電気製品等の購入をさせられます。その後、犯人らが勝負は翌日行うとして双方の賭け金を預かり、翌日旅行者を迎えに来るはずが行方をくらましてしまい、結局、金品をすべてだまし取られてしまうというトラブル。

賭博行為はインドネシアでも違法行為になります。イカサマ詐欺の誘いにのらないだけでなく、街で知らない人に話しかけられても応じないようにしましょう。

ケース⑥ 麻薬

インドネシアでも麻薬の所持、使用、売買などは法律で禁止されています。軽い気持ちで手を出した場合、外国人であっても死刑や禁固刑などの刑が科される場合もあります。また、知らない間に荷物や部屋の中に麻薬を入れらて、入れた本人が警察に通報して逮捕されるという事件もありますので、現地で知り合ったばかりの人との交流や、出入りする場所にも注意が必要です。

と、バリ島でのトラブルを紹介してきましたが、どれもこれも注意していれば起こることのないトラブルばかり。とはいえ旅行中で気が緩んでいたり、海外で勝手がわからずにいつもと違う行動を起こしてしまったり・・・なんてこともありますよね。旅行中だからと言えど、普段と同じ行動をしていれば、決してトラブルに巻き込まれることはありませんが、出発前に、「こんなこともあるのか~」と参考程度に読んで、楽しいバリ島旅行をお過ごしください。以上バリ島ナビでした、サンパイ・ジュンパ~!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2012-05-09

ページTOPへ▲

その他の記事を見る